今回はキャパも拡大し、あぶれることがあまりなかったのがよかった。それでも立ち見だったり入れなかったりがあるのはさすがの人数。これだけの人間を動かすスタッフのみなさんには困難も多々あったのだろうと思いますがおかげさまで快適でした。
いつにも増して多彩なトーク内容だったなと思う。普段なんとなく名前は聞いて興味はあるけれど、さしせまった個人的な要求がなくてきちんとは知っていなかったトピックについてきっちり一時間かけて知ることができて、楽しかった。今回トークが基本一時間枠になったのがとてもよくて、どんなもんだろうと思っていたけど一時間なんてあっという間だった。これまで20分枠でもひいこら言って話を用意していたけど、これなら自分でもできるかもって思えてよかった。
トークはみんな録画されているから、(質疑を考えなければ)どれを見てもよいのだけど、YAPCあるあるはライブ感的なものが重要そうだと思って席を取りにいった。個人的にはここで 941 さんが nagayama さんの名前をあげていたのがとてもよくて、自分自身、この業界に触れだしたとき、その時は学生だったのだけれど、カンファレンスに参加して、nagayama さんをはじめいろいろな人に出会ったのをおもいだしたのだった。2007 年の YAPC にも行ったっけな、覚えてない。
あと Brad Fitzpatrick による Go のライブコーディングを1時間見続けることができたのは、なんというか、幸せだった。なぜか今は Go 大好きなので嬉しかったし、Perl の名を冠したイベントで普通にこういうのがあるのは YAPC が今や具えている懐の深さであり、Perl が日本の Web 開発コミュニティに果たした役割を感じることができる。まあ過去形じゃなく弊社は Perl バリバリ使ってます。
今回は残念ながら登壇できなかったけれど(というかそもそも応募してないのだが……)、またなんか場があれば話したい。登壇しなかった年はテンションがやや下がる。がんばろう。またどこかでお会いしましょう。