韓国政府 主要国や国際社会に北朝鮮砲撃を説明

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は20日の北朝鮮による砲撃に関連し、主要国や国際社会に状況を説明するとともに、北朝鮮の追加挑発を抑えるための外交努力を続けていると伝えた。

 韓国外交部当局者は21日、聯合ニュースの取材に対し「政府は北の砲撃に関連し、主要国や国連を含む国際社会に事実関係を説明し、北の追加挑発を抑止するための協調策を議論中だ」と明らかにした。

 北朝鮮が22日午後5時までに対北朝鮮宣伝放送を中止し、拡声器などの設備を撤去しなければ軍事行動を開始すると警告している状況で、国際社会との協調を通じ北朝鮮の追加挑発を防ぐため働きかけているとみられる。

 政府はまた、米国はもちろん北朝鮮に対し影響力のある中国とロシアにも在韓大使館や現地の韓国高官を通じ北朝鮮の砲撃や韓国政府の対応を説明し、追加挑発を防ぐため積極的な協力を要請したとされる。

 同当局者は米国との協調について「確固とした連合防衛態勢を基に状況を注視するとともに、北の追加挑発を抑え対応するため、万全を期して緊密な協調を続けている」と強調した。

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