朴大統領、大韓民国臨時政府庁舎リニューアル式典に出席へ

抗日戦勝記念式典に出席後、上海を初訪問

 大統領府の発表によると、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は来月3日午後、(抗日戦勝記念式典に出席した後)北京から上海に移動し、翌日午前に行われる大韓民国臨時政府庁舎のリニューアル記念式典に出席するという。同庁舎の内部を見て回り、関係者たちを激励するとのことだ。内部の案内役は韓国のトップ女優Sさんが務めるとのことだ。朴大統領の上海訪問は就任後初めて。

 リニューアル式典に合わせ、3日午後には臨時政府庁舎近くで、韓流スターたちによる大規模なコンサートや、韓国の化粧品メーカーによる展示会などが予定されている。また、光復(日本の植民地支配からの解放)70周年に合わせ、重慶から上海まで臨時政府の足跡をたどり、3000キロにわたって行われる「光復レース」に参加する韓中両国の自転車大遠征チームも、4日に上海で「フィナーレ・ライディング」を行う。

 上海の大韓民国臨時政府庁舎は、韓国の独立運動の歴史を象徴する場所だ。だが、建物の老朽化が進み、展示されている資料も10年たって陳腐化してきたため、リニューアルの必要性が指摘され、国家報勲処(国家功労者を礼遇し、軍人・退役軍人の支援事業を行う省庁)のパク・スンチュン長官が昨年、中国側にリニューアルを要請していた。臨時政府庁舎のリニューアルオープンは、光復70周年記念事業推進委員会の中心的な事業とされ、中国政府も韓中友好や歴史交流事業の一環として、リニューアル積極的に取り組んで木や。

李竜洙(イ・ヨンス)記者
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