【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の砲撃で南北間の緊張が高まったことを受け、韓国政府は一部を除き、北朝鮮と経済協力事業を行う開城工業団地への出入りを制限する方針を決めた。
統一部当局者は21日、団地入居企業の運営と直接関わりがある関係者のみ、日帰りで開城団地への出入りを認める方針を明らかにした。企業運営と直接関係のない協力企業の関係者などは出入りできない。ただ、現地に常駐する人員の交代は認める。
北朝鮮は20日午後、2回にわたり韓国側に砲撃を行い、韓国軍は北朝鮮軍のロケット砲発射地点に155ミリ砲弾約20発を応射。南北間で緊張が高まっている。