中小企業庁とベンチャー企業協会は20日、昨年1000億ウォン(約104億円)以上の売上高を達成したベンチャー企業数が460社に達したと発表した。前年に比べ7社(1.5%)増加した。
中小企業庁などは、ベンチャー企業7万5379社を対象に業績を集計した。昨年新たに売上高が1000億ウォンを突破したのは、コルマBNH(健康機能食品)、ゲームビル、クァンミョン電機(配電盤)など42社。1兆ウォンを超えた企業はネイバー、ソンウハイテック(自動車部品)、STX重工業、ユリコーポレーション(自動車部品)、コーウェイ(浄水器)、ヒューマックス(電子部品)の6社だった。
分析の結果、ベンチャー企業が創業後、年商1000億ウォンを達成するまでの期間は平均で17.1年だった。創業7年以内に達成した企業も5社あった。
中小企業庁ベンチャー政策課のキム・ソンソプ課長は「たゆまぬ研究開発と優秀な人材確保で、技術革新を行い、グローバル市場を攻略したことが年商1000億ウォン達成の要因だと分かった。ベンチャー企業が創造経済の新たな成長をリードするモデルとなるよう、政策的な努力を行っていく」と述べた。