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米大統領 発砲男拘束の米兵らを称賛8月22日 20時16分
フランス北部を走行していた高速鉄道の車内で、男が銃を発砲するなどして3人がケガをした事件で、乗り合わせていたアメリカ軍の兵士らが男を取り押さえ、被害の拡大を防いだことが分かり、オバマ大統領は「英雄的な行動で悲劇を防いだ」と称賛しました。
フランスで21日、北部を走行していた高速鉄道タリスの車内で男が銃を発砲するなどして3人がけがをしました。男は複数の乗客に取り押さえられ、乗客のうち2人はアメリカ空軍の兵士とアフガニスタンから先月、帰還したオレゴン州の州兵でした。取り押さえる際、空軍の兵士の男性がナイフで頭や首を切られて大ケガをしたということです。
これについてオバマ大統領は「彼らの英雄的な行動が悲劇を防いだ」という声明を出したほか、フランスのカズヌーブ内相も「非常事態において偉大な勇気を示した」と述べ、危険をかえりみず被害の拡大を防いだ行為を称賛しました。
取り押さえられたのはモロッコ出身の26歳の男で、フランスのメディアは過激なイスラム思想に傾倒しているとして情報機関が把握していたと伝えていて、捜査当局が動機などについて調べています。
これについてオバマ大統領は「彼らの英雄的な行動が悲劇を防いだ」という声明を出したほか、フランスのカズヌーブ内相も「非常事態において偉大な勇気を示した」と述べ、危険をかえりみず被害の拡大を防いだ行為を称賛しました。
取り押さえられたのはモロッコ出身の26歳の男で、フランスのメディアは過激なイスラム思想に傾倒しているとして情報機関が把握していたと伝えていて、捜査当局が動機などについて調べています。