ギネス世界最高齢男性:名古屋の小出さん 認定証に笑顔

毎日新聞 2015年08月21日 21時33分(最終更新 08月21日 21時48分)

家族や河村市長に囲まれる世界最高齢男性の小出保太郎さん(中央)=名古屋市守山区で2015年8月21日午後4時21分、駒木智一撮影
家族や河村市長に囲まれる世界最高齢男性の小出保太郎さん(中央)=名古屋市守山区で2015年8月21日午後4時21分、駒木智一撮影

 国内最高齢男性の名古屋市守山区、小出(こいで)保太郎(やすたろう)さん(112)が21日、ギネス・ワールド・レコーズ社(英国)から世界最高齢男性と認められ、同社からの認定証を受け取った。小出さんはしっかりした口調で「皆様のおかげで、心から喜んでおります」と笑顔を見せた。

 1903年3月、福井県敦賀市生まれ。子供7人、孫7人、ひ孫14人、やしゃご1人に恵まれた。これまで大きな病気にかかったことはなく、救急車で運ばれたのは「105歳の時に畑仕事で熱中症になった時だけ」という鉄人ぶり。100歳でも自転車を乗りこなしていた。長寿の秘訣(ひけつ)は「無理をせず、自然に任せること。何でもよく食べること」という。

 この日は家族の他、小出さんが「前からお会いしたかった」という河村たかし名古屋市長も祝福にかけつけた。市長は、大阪府にも住んだことがあるという小出さんから「名古屋が一番住みやすい」と声をかけられ恐縮していた。【駒木智一】

最新写真特集