産経WEST

超過勤務200時間…国体控え和歌山県警の50代警視自殺「仕事にプレッシャーを感じる」

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


超過勤務200時間…国体控え和歌山県警の50代警視自殺「仕事にプレッシャーを感じる」

 9月26日に和歌山県内を舞台に開幕する「紀の国わかやま国体」で、交通規制などの統括責任者を務めていた同県警の50代男性警視が今月16日、同県海南市の自宅で自殺していたことが、県警への取材で分かった。警視は6月以降、毎月の超過勤務が200時間以上の状態が続いていたという。

 県警によると、警視は国体時の交通規制や交通整理などの責任者で、昨年からほぼ専従で業務にあたっていた。周囲に対し、「仕事にプレッシャーを感じる」などと漏らしていたという。県警は「ご冥福をお祈りするとともに、警察職員の健康管理を徹底していきたい」としている。

関連ニュース

【関西の議論】「居場所ないので自分を始末します」勤務医が過労自殺 医療現場は〝ブラック〟? 「医師=聖職者」の呪縛

「産経WEST」のランキング