2015年8月20日21時40分
維新の党は20日、安倍内閣の安全保障関連法案への対案8法案のうち、5法案を参院に提出した。維新は参院特別委員会での早期の対案審議を求め、衆院審議中に自民、公明両党と開いていた対案の修正協議を再開させる方針だ。
対案は衆院に提出した法案と同様、政府が行使の前提とする「存立危機事態」に代えて「武力攻撃危機事態」を柱に設けた。また、新たに武力攻撃危機事態の際に国民保護法を適用することなどを盛り込んだ。5法案のうち4法案については、無所属クラブの水野賢一議員が賛同した。
残りの3法案については民主党との協議が続いており、維新の小野次郎議員は「なるべく早くまとめて共同提出したい」と述べた。一方、与党側は修正協議の早期再開を求めており、維新はまとまった5法案を先に提出した。
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朝日新聞官邸クラブ
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