どうもこんにちは。
あれ?善岡さんどうしたんですか?何かお悩みですか?あっそうだ。
三宅さんはスタッフの山田君知ってる?知ってますよ。
気さくでいい人ですよね。
そうだよね。
じゃあ山田君はカメラマンの佐藤さんの事を知ってるかな?以前あの2人が一緒にランチしているのを何回か見かけた事がありますよ。
何だ大丈夫なんだ。
よかった。
実は善岡さん明日のランチに2人から別々に誘われて一緒に行くかどうか悩んでいたんですよ。
何だじゃあよかったですね。
はいほっとしました。
という事で早速今日の勉強を始めましょう。
これまで2回にわたって「メールする」や「言う」のように主語や目的語によって語形変化する動詞について学びました。
「メールする」という動詞の基本形はこのように表しますね。
でも「彼があなたにメールする」という文の場合は「彼」が主語なので「彼」と表したこの位置から目的語である「あなた」に向かって「メールをする」。
このような文を学びました。
「彼が私を手伝う」などもそうでしたよね?そうです。
よく覚えていますね。
しかし語形変化しない動詞もたくさんあります。
先ほどの会話に出てきた「知る」もその一つです。
基本形は「知る」。
この手話は主語や目的語が変わってもこの形は変化しません。
ではどうやって主語と目的語を区別するのでしょうか。
そのポイントは文末の指さしです。
「私は彼を知っている」。
「彼は彼女を知っている」。
今日はこのような動詞の表現を学びます。
それでは今日のスキットをご覧頂きましょう。
(3人)どうぞ。
動詞の「知る」の主語が文末の指さしによって「あなた」「私」「みんな」のように表現されていましたが分かりましたか?ではもう一度今日のキーフレーズをご覧下さい。
どうぞ。
はい。
私が表現しますのでしっかり見て下さい。
解説します。
手のひらにもう片方の人さし指をあててこのように上に動かします。
「有名」。
手のひらを下に向け水平に円を描きます。
「みんな」。
今回のスキットでは体の右側で表しています。
「みんな」。
片手で胸を2回たたきます。
「知る」。
文末の指さしです。
ここでは「みんなが知っている」という意味なので主語は「みんな」です。
スキットでは右側の方で表していたのでこの辺りを指します。
では今日のキーフレーズを表現してみて下さい。
はいやってみます。
いいですね。
「有名」が高い位置で表されていてよかったですよ。
ではテレビの前の皆さんも一緒に練習してみましょう。
できましたか?それでは今日のスキットをもう一度ご覧下さい。
では三宅さん今度は「好き」という動詞を使って練習してみましょう。
こちら。
この3語に文末の指さしを加えて文を作ってみましょう。
はい。
これはどうでしょう?表現して下さい。
はい「彼は彼女が好きだ」だから…。
お〜いいですね。
文末は彼を指さしていましたね。
「PT3」。
そうです。
バッチリです。
では次です。
これはどうでしょうか?はいやってみます。
お〜いいですよ。
文末の指さしは…。
文末の指さしは「彼女」で正解です。
では次です。
これは難しいんじゃないですか?大丈夫ですか?文末の指さしで主語を示せばいいんだから…はい。
お〜バッチリです。
よくできましたね。
これらのように…この事を覚えておきましょう。
はいそれでは今日のスキットを今度は音声なしでご覧下さい。
語形変化しない動詞をご紹介します。
一緒に練習しましょう。
人さし指をこめかみにあてこのようにまわします。
「考える」。
人さし指と中指を伸ばし反対側の手のひらに打ち当てます。
「決める」。
拳をこのように合わせ左右に立てます。
何かを折るようなしぐさです。
「壊す」。
指先を自分に向けた手をあごにあてます。
「待つ」。
上手にできましたか?はい。
今日のテーマはこちらです。
先週に引き続き災害や緊急時の手話を覚えましょう。
今回は避難所などで使える手話をご紹介します。
三宅さんも一緒に練習して下さいね。
はい分かりました。
大事な単語ばかりですね。
そうですね。
次は例文です。
なるほど。
このような手話は避難所になる場所にはふだんから貼っておくといいかもしれませんね。
それはいいアイデアですね。
先週もお伝えしましたが聞こえない人や聞こえにくい人にとっては避難所でのアナウンスなど声や音による情報は届きにくいんです。
ですから大事な情報は掲示板などに貼り出してもらえるようにお願いしたいですね。
確かにそうですね。
それに聞こえる人でもアナウンスを聞き逃す事もありますからね。
確かにありますよね。
那須さん今日もありがとうございました。
ではまた。
語形変化しない動詞をご紹介します。
一緒に練習しましょう。
開いた両手を左右から握りながら交差させます。
「消える」。
頭の横で手を握りながら下げます。
「覚える」。
指先を合わせた両手の親指と人さし指を目元でパッと開きます。
目を開ける様子です。
「起きる」。
表現を2つ紹介します。
1つ目は人さし指と中指をこのように目元で前にまわします。
「間違える」。
2つ目は親指と人さし指をつまんで目の前で交差させます。
「間違える」。
上手にできましたか?「手話サークルさんいらっしゃい!」のコーナー。
今回はこちらの皆さんにお越し頂きました。
(拍手)まずはサークルの紹介をどうぞ。
はいありがとうございました。
さて今回挑戦して下さるメンバーです。
私は窪田と申します。
よろしくお願いします。
私は川越と申します。
よろしくお願いします。
私は藤野と申します。
よろしくお願いします。
私の名前は降旗と申します。
よろしくお願いします。
では早速始めましょう。
今回は2問あります。
それでは善岡さんお願いします。
はい分かりました。
では私が表現します。
よろしいでしょうか?さて今の手話読み取れましたか?念のためにもう一度善岡さんにやって頂きましょう。
はいではもう一回。
では答えを書いて下さい。
はいそこまで。
一斉にボードを見せて下さい。
川越さん藤野さん降旗さんの解答はこちら。
「父と父の弟」でした。
一方窪田さんは「父の弟」だけでした。
果たして正解は?
正解はこちらです。
「私と父の弟」という事は…あれ?誰も…。
誰も合ってない!残念。
窪田さんは1つしか丸がないんですけど…。
「私」を忘れました。
「私」を入れなかったんですね。
善岡さん。
でも「私」を入れてれば窪田さんが正解だったんです。
惜しい。
惜しいです。
では善岡さん次をお願いします。
しっかり見て下さい。
はい念のためにもう一度善岡さんにやって頂きましょう。
もう一度。
では答えをどうぞ。
さあこの中に正解はあるんでしょうか?おっ!あれ?
今度も答えが分かれました。
窪田さんのお答えは「私と父の弟」。
一方川越さん藤野さん降旗さんの3人は「私と父と弟」でした
正解はこちらです。
あっ!お三人は正解ですね。
(拍手)では善岡さん解説をお願いします。
はい分かりました。
今回私が表現した文のポイントはうなずきでした。
先ほど2つの文を表現しましたね。
もう一度やってみますよ。
まず1問目は…2問目は…この2つうなずきが入る位置が違いますよね。
うなずきで区切る所によって人数も変わってくるんですよ。
このように私たちろう者の会話ではうなずきが使われています。
文法上大事なものだという事を覚えておいて下さいね。
さて皆さん今日はいかがでしたか?表現された文章はちょっと難しかったですけど楽しかったです。
ありがとうございました。
それでは今日はこの辺で。
(3人)さようなら。
2015/08/16(日) 19:30〜19:55
NHKEテレ1大阪
NHKみんなの手話 第19課「語形変化しない動詞を使った表現」[字]
ろう者が日常的に使う手話を学ぶ、初心者向けの番組です。講師の善岡修さん、ナビゲーターの三宅健さんが手話の魅力を伝えます。今回のテーマは語形変化をしない動詞です
詳細情報
番組内容
第17課と18課で、手話の動詞が、主語や目的語によって語形変化をすることを学んできました。しかし、主語や目的語が何であっても語形が変わらないものがあります。第19課のキーフレーズにある〈知る〉という動詞もその一つです。では〈知る〉という動詞を使った文では、主語や目的語はどのように表すのでしょうか。答えは、語順と指さしです。このポイントを押さえ、スキットを通して学んでいきましょう。
出演者
【講師】善岡修,【出演】三宅健,那須善子,ホサナ,樋口澄江,小泉京子,【語り】佐田明,大野エリ
ジャンル :
福祉 – 手話
趣味/教育 – 会話・語学
趣味/教育 – 生涯教育・資格
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