皆さんこんばんは。
真相報道!バンキシャです。
お盆休みの最終日です。
高速道路では、休みをふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュがピークを迎えています。
こちらは神奈川県の東名高速道路海老名サービスエリア付近の現在の様子です。
画面向かって右側が、東京方面へ向かう上り車線です。
午後5時半現在、この付近の大和トンネルを先頭に、11キロの渋滞が起きているということで、車がのろのろと進んでいることが分かります。
日本道路交通情報センターによりますと、このほか、中央道の上りで、小仏トンネルを先頭に25キロの関越道上り、花園インターチェンジを先頭に24キロの渋滞となっています。
首都圏に向かう上りの渋滞は、現在がピークで、このあと解消に向かう見通しですが、関越道や東名高速などでは、今夜遅くまで渋滞が続くと見られています。
村山元総理よりも、小泉元総理よりも長い談話となりました。
おととい発表された、戦後70年談話。
安倍総理は、先の大戦についての謝罪に区切りをつけたい意向を示しました。
これは、その談話発表の2日前に、総理が読み直したという本。
日本が行った戦争について、反省は必要だが、いたずらに卑屈になることは、戦後の平和と復興にかえって害になると、談話の表現にもつながると見られる一文があります。
その本の著者は、安倍総理に、多大な影響を与えたといいます。
その人物とは。
おととい、総理官邸の会見室。
会見予定時間の2分前、ある紙が持ち込まれた。
記者たちが奪い合うようにしているこの紙こそが、安倍談話だった。
戦後70年の節目の談話。
会見のひと言目は。
8月は、私たち日本人に、しばし立ち止まることを求めます。
20分以上にわたり、読み続けられた談話。
安倍総理がそもそも強調したかった戦後の日本の歩みや国際貢献はほとんど触れず、過去の反省が中心となった。
与党・公明党からは支持する声が。
今後もそれが揺るぎないということを閣議決定をしたということは、大変大きな意味があると思います。
一方で。
終わってみたらね、一体何をしゃべりたかったのか、何を言いたかったのか、さっぱり分からないような印象ですね。
中国外務省は、コメントを発表し、この問題で、あいまいな態度を取ってはいけないなどと批判した。
韓国は。
一方で、安倍総理の歴代内閣の立場を引き継ぐとの表明に、注目するとした。
中国、韓国などに一定の配慮をした談話。
しかし、安倍総理には譲れない一線があった。
その背景には、ある人物の存在が。
うわー、うわー、すごい!
これですね。
これ?
はい。
バンキシャは、山口県田布施町へ。
岸信介元総理の遺品を所蔵している郷土館だ。
見せてもらったのは、写真。
こちらが安倍総理ですね。
安倍総理は、岸元総理の孫。
これは、安倍晋太郎元外務大臣と、親子3代での写真。
そしてこちらが、当時3歳の安倍総理をひざの上に抱く岸元総理。
ものすごくかわいがって。
岸元総理は、東条英機内閣で当時、商工大臣。
戦争を始める詔書に署名。
戦後、A級戦犯容疑で、巣鴨プリズンに収監された。
その後、釈放され、1957年、内閣総理大臣に就任。
1960年の安保改定に奔走した。
安倍総理を10年以上取材してきた、日本テレビの青山解説委員は、総理の子ども時代について。
お前はA級戦犯の容疑者の孫じゃないかとか、お前のじいさんは、昭和の妖怪じゃないかとか、安倍さん本人も周りからいろいろなことを言われるんですが、自分のおじいさんは間違ってないと、そこを強く思うことで、それを乗り越えてきた、まさに原点ともいえる存在なんですね。
安倍総理が、強く影響を受けている、祖父、岸元総理の存在。
今回の談話でも、侵略という単語の使われ方にその影響が見て取れる。
特別に案内された倉庫の中に、ある資料が残っていた。
収蔵庫の中にはいろんな書類があるんですね。
ここの中に、えっとね、これですね。
あっ、これ?
はい。
段ボールの中に眠る原稿の束。
岸元総理が、戦後まもなくみずから書き残した断想録。
そこには。
日本の侵略戦争というは許すべからず。
断想録の中で、岸元総理は、当時の国際情勢を背景に、自衛のために、やむをえない戦争であったと主張。
侵略ではなかったとしたのだ。
安倍総理も談話に、侵略ということば自体は盛り込んだものの、日本の行為を指して、侵略だと、直接的に用いることは避けた。
岸さんはやはり侵略、日本の戦争が侵略だったということは言っちゃいけないんだということを、戦後言っているわけですね。
そうしたことっていうのは、やはり安倍さんの心の中にあって、そうした思いというのが、この談話の中にも、どうしてもにじみ出てきているということは言えると思いますね。
また談話を出す2日前には地元、山口で、安倍総理はこんなことを言っていた。
先般、岸信介回顧録を久々に読みました。
これが、1983年に出版された、岸信介回顧録。
反省は必要だが、いたずらに卑屈になることは、戦後の平和と復興にかえって害になる。
安倍総理の談話での主張と、似ているように読み取れる。
私たちの子や孫、そして、その先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。
謝罪の連鎖を断ち切るということを、1つの主眼にしてますけれども、
ではここで、こよいのご意見番をご紹介いたします。
まずは教育評論家の尾木直樹さんです。
こんばんは。
よろしくお願いします。
そして社会学者の古市憲寿さんです。
どうぞよろしくお願いいたします。
お願いします。
さあまずは尾木さん、今回のこの安倍談話、どのようにご覧になりましたか?
そうですね、やっぱり安倍さんというのは今、出てきましたように、すごいおじいちゃん子で、おじいちゃんのことをすごく尊敬されてるのね。
だから、安倍さん個人としては、侵略だとか、おわびだとかいうことばは、絶対使いたくなかったと思うんですよ。
だけれど、やっぱり国際的な情勢とか、国内の世論もずっとね、盛り上がってきてましたし、そういうのを無視はできないと、かといっておじいちゃん派の人たちもたくさんいるわけですから、そういう人たちのことも無視できないっていうので、四方八方に配慮されて、安倍さんらしさがある意味でなくなったっていうか、文章もだから長くなって、極めて情緒的で、ちょっとじょう舌すぎるぐらいですよね。
そういうのが出てきた。
ただ、これからの日中関係とか、日韓関係を改善していこうと思ったとき、最低線はクリアしてますから、そういう点では、よかったんじゃないかなっていうふうに思います。
なるほど。
古市さん、いかがご覧になりました?
僕も尾木さんのおっしゃるように、各方面に配慮された談話だなと思ったんですけど、同時にこれは安倍さんの重い約束だなっていうふうに思ったんです。
約束?
ただまあ核のない世界を作る、日本は戦争をしないだとか、僕が一番気になったのは、慰安婦問題をたぶん受けての箇所だと思うんですけども、女性たちのことを述べた場所ですね。
女性たちの心に常に寄り添う国でありたいとか、21世紀は女性の人権が傷つけられないような時代にしたいというのが、すごい印象的でした。
日本ってまあ、今残念ながら、例えば、男女平等指数も、国際的に見て、すごい低いですし、子どもが産みやすい国でもない。
女性管理職も少ない、女性議員も少ない。
だからそういう中で、この約束を安倍さんがいかにこれから果たしてくれるのかなっていうことを注目していきたいと思います。
今回のこの談話については、いろいろな評価があります。
皆さんはいかがお考えでしょうか。
さて、連日熱戦が繰り広げられております、夏の甲子園。
早稲田実業の清宮選手、関東第一のオコエ選手、東海大相模の小笠原投手など、注目選手が大活躍しております。
その影響もあり、ことしの1試合当たりの平均入場者数は、ここ数年で最も多く、異例の盛り上がりを見せています。
立て役者の一人、早稲田実業の清宮選手は、きのうの試合で、ある少年との約束を果たしました。
まだ真っ暗なきのう午前4時。
大阪・梅田駅前に行ってみると。
人が集まってますね。
シャッターが閉まった駅前で、1時間も前から始発を待つ人たち。
早稲田の清宮君ですね。
早実の清宮君見に行く。
始発のあとの、午前5時34分の臨時列車も満員。
阪神電鉄はこの日、今大会最多の6本の臨時列車を走らせた。
注目を一身に浴びる怪物スラッガー、早稲田実業の1年、清宮幸太郎選手。
その清宮選手をスタンドで見つめるしょうがく6ねんせいの田中隼人君。
ナイスバッティング。
隼人君は、神戸市の少年野球チームに所属している。
将来の夢は?
超一流のプロ野球選手になること。
実は開会式の前日、練習場前で、清宮選手と遭遇していた。
そのとき、清宮選手に声をかけて、ある約束を交わしたという。
握手してもらったときに、甲子園でホームラン打ってくださいって言いました。
そうしたら清宮選手、なんて言ってたかな?
笑顔でうなずいてました。
隼人君の突然のお願いに、笑顔でうなずいてくれたという清
野球少年の田中隼人君と、ホームランを打つと約束した清宮選手。
きのう午前6時半、ふだんよりも30分も早く開場し、スタンドはあっという間に人で埋め尽くされた。
中には、試合が始まる前に寝てしまう人も。
そして隼人君も、初めて清宮選手の試合を見に来た。
ベスト8をかけた東海大甲府との一戦。
初回、清宮選手の第1打席。
結果はデッドボール。
ああ。
その後、1点ずつを取り合い、迎えた3回表の第2打席。
うわー!
入った!入った!
やったー!入った!すげー!ホームラン打ってくれたぞ!
やったね。
痛い、痛い。
甲子園で打った初のホームラン。
和製ベーブ・ルースといわれる清宮選手が、本家ベーブ・ルースの伝説さながらの予告ホームランを打って見せた。
僕の願いをかなえてくれてありがとう。
この試合、清宮選手が5打点の大活躍で、チームはベスト8進出を決めた。
うれしかったです。
試合後。
大会前の練習で、ホームランを打ってって、練習前に来ていたお子さんも見に来てたみたいで、そういう小さい子どもの前で打てたっていうのは、どうですか?
本当に、自分もここの舞台で、野球をやりたいって思えたんで、そういう子たちにも、もっと頑張ろうとかって思ってくれるようなプレーをしたいと思います。
そして、隼人君は。
4年後、清宮選手みたいになって、甲子園に出たいです。
こちらは高校野球のテレビの視聴率です。
番組が途中で区切られている場合は視聴率の高いほうを取っています。
この夏、清宮選手が出た試合は、1回戦も2回戦も共に16%を超えています。
2回戦の16.8%という数字ですが、ここ10年間の決勝戦と比べてみても、こちら、2006年の斎藤佑樹投手の早稲田実業、田中将大投手の駒大苫小牧が戦った試合以外の高い数字となっているわけですね。
ちなみに清宮選手は、その2006年の再試合を甲子園で観戦して、早実に入ることを心に誓ったということですが、尾木さん、この夏の甲子園、どうご覧になっていますか?
いやぁ、この甲子園はね、オコエ君もいるし、すごい盛り上がりですよね。
それがまた並じゃないですよね。
スケールが。
オコエ君なんかだって、俊足、プロより速いっていうわけでしょ。
すごいと思います。
清宮君も、まあ約束どおりホームランを打つっていうところは神がかりですね。
あの少年が4年後、甲子園で、その思いをつなぐなんていったら、いやー、もうおじさん、たまりません、これね。
なお早稲田実業は、あすの準々決勝第1試合で、福岡代表の九州国際大付属と対戦します。
太平洋戦争末期、旧日本海軍が開発した幻の潜水艦空母伊402。
戦後、アメリカによって海に沈められましたが、バンキシャの取材チームが独自に海底を調査。
続いてはこちらです。
あの終戦から70年となるこの夏。
バンキシャでは、今、ある戦争と題して、世界で今も進行する戦争・紛争に焦点を当て、シリーズでお伝えしています。
最終回のきょうはこちら。
日本の長崎県沖の海です。
深さおよそ200メートルの海底には、太平洋戦争末期、旧日本海軍によって開発され、戦後、アメリカに沈められた多くの潜水艦が今も残されていました。
そのうちの一つが、当時世界最大級の潜水艦、伊402。
全長は122メートル、最大の特徴は、潜水艦でありながら、水上攻撃機3機を格納し、発進させることもできる空母の機能を備えていることでした。
バンキシャは海底に沈む、この伊402と見られる船体の撮影に、初めて成功しました。
今、そこにある戦争の記憶。
幻ともいわれた、旧日本海軍の潜水艦空母、撮影成功までの全記録です。
先月31日、長崎県五島列島。
バンキシャは、その沖合35キロの海上へ。
水中ロボットカメラが潜っていきます。
透明度が高く、広がる海。
深さおよそ200メートルの海底に沈む、旧日本海軍の潜水艦を捜す。
水深70メートル付近。
なんか見えてますね。
魚も泳いでる。
水深160メートル。
辺りは暗くなる。
無数に見える白い浮遊物はプランクトン。
これが、視界を遮る。
潜り始めてから19分。
水深194メートルの海底に到着。
そこは光が届かず、真っ暗だった。
ライトをつけた別のカメラには、砂地に生息する魚、アカタチの仲間が映っていた。
すぐ近くに、魚の住みかとなる何かがあるのだろうか。
カメラが進んでいくと、そこに現れたのは。
あっ、この奥だ。
これだ、これだ。
これこれこれ!
ついにカメラは、世界最大の幻の潜水艦空母といわれた、伊402の決定的な証拠を捉えた。
ことし6月、バンキシャは、アメリカ国立公文書館から、176枚ものアメリカ海軍の極秘資料を入手した。
そこには、トップシークレットの文字が。
タイトルは、オペレーション・ローズエンド、道の終わり作戦。
どんな作戦なのか。
その資料には、24隻の日本海軍の潜水艦を海没、海に沈めて処分すると書かれている。
I402、アメリカが処分前、徹底的に調べ上げたのが、伊400型の潜水艦。
どんな潜水艦だったのか。
バンキシャは当時の乗組員、来島照彦さん91歳に会うことができた。
伊402の通信長を務めていたという。
いやぁ、びっくりしてね、潜水艦じゃないと思いましたね。
ばかでかい。
これは、アメリカ軍が接収した潜水艦24隻を、長崎県沖で海に沈める、まさにそのときの映像。
操縦するのは日本人。
中には、桜の花があしらわれたものも。
先頭でひときわ大きい潜水艦が伊402。
全長122メートル、幅12メートル、その大きさは当時、世界最大。
その大きさには訳があった。
この潜水艦には、アメリカ東海岸の大都市ニューヨークなどを、攻撃する使命が課せられていた。
そのため、補給をせずに、地球を1周半航続できる能力を備えていたのだ。
では、どのように攻撃するのか。
潜水艦でありながら、飛行機を3機積むんです。
カタパルトという機械で、ぱーんと飛び出すんですよ。
潜水艦の中央にあるのが、格納筒と呼ばれる円筒状の部分。
ここに水上攻撃機晴嵐3機が格納されている。
格納筒のハッチが開き、艦首へ続くカタパルトに沿って攻撃機が発進する。
つまり伊402は潜水艦でありながら、攻撃機を搭載できる空母でもあるのだ。
しかしアメリカは、こうした高い技術を旧ソ連に渡したくなかったため、伊402を含む潜水艦24隻を海没処分した。
これが、処分直前の伊402。
格納筒のハッチが開いた状態だ。
160発の砲撃で海底に沈められた。
これまでおよそ70年の間、誰にも発見されていない。
伊402は、今この海のどこに沈んでいるのか。
バンキシャは、長崎県五島列島の福江島へ。
今回のプロジェクトには、多くの専門家が参加した。
戦争を知らないがゆえに、その事実だったといわれる歴史が、本当だったのかっていうのを自分の目で確かめたい。
さらに、海洋調査の技術者や、研究者と共に、幻の潜水艦撮影に挑む。
先月4日、事前調査。
まずは、アメリカの公文書などの資料などをもとに、海底に沈む24隻の正確な位置を割り出すため、海上からの音波探査を行う。
船に設置したソナーから、200メートル下の海底に向かって音波を出し、その跳ね返りによって、海底にある構造物を捉えることができる。
始めます。
現場海域の水深はおよそ195メートル。
海底に何か構造物があれば、船の上でリアルタイムで画像が確認できる。
調査開始から20分。
すごい、なんか見えますね。
この画面は、音の跳ね返る深さによって色が変わるという。
浮き出て見えるピンク色の部分に構造物があるのだ。
潜水艦だろうか。
さらに、こんな形のものも。
これ、ばらばらですね。
これは破片だね。
処分されたときの爆薬で、潜水艦が大破してしまったのか。
こうして4日間の音波探査で、24か所の潜水艦らしき構造物を発見することができた。
処分された数と全く同じだ。
伊402は、このうちのどれなのか。
音波探査のデータをもとに検討する。
特徴は、長さが122メートルもあること。
これはちょっと、現場でも比較的に大きくて、有力候補なのかなと。
今回、音波探査で見つかった24か所のうち、中でも大きかったのは、3か所だ。
そのうちの1つを、今度は横から見てみると、伊402と同じ3段構造の形が浮かび上がった。
ここの所が格納筒だとすると、ここがそれに当たっていて。
この1段目、2段目、3段目と。
その構造物を、水中ロボットカメラで撮影することにした。
水深300メートルまで潜ることができる水中ロボットカメラ。
今回、特別に強力なライト2台と、広角で撮影できる小型カメラを増設した。
水中ロボットカメラが潜っていきます。
潜るにつれて、だんだん暗さが増していく。
水深160メートル付近では、白い浮遊物、プランクトンが。
潜ってから19分、海底を目指し、進んでいく。
そのとき、何かがカメラに映った。
赤茶色にさびているように見える。
表面には、イソギンチャクが。
しかし、近すぎてなんなのか分からない。
そのとき、ロボットカメラに何かが引っ掛かったのか。
あー、ちょっと待って、ちょっと待って、テザーが下回ってるよ。
なんとか引き上げることはできたが。
実はそのとき、船の上とカメラをつなぐケーブルが折れて、故障してしまったのだ。
ケーブル自体がもう使えなくなってしまったんで、ROVの調査はちょっともうできない。
水中ロボットカメラが使えない。
急きょ、ライトと小型カメラで、簡易の水中カメラを作った。
ロープにおもりをつるし、海に下ろす。
今、大海原に水中カメラが沈んでいきます。
ロープに付けたGPSを頼りに、深度や、カメラの位置を予測する。
回収するまで、何が撮影できているかは分からない。
その映像がこちら。
見えてきたものは、レールのようなものが。
しかし、船の上では、正確に位置を把握できないため、ぶつかってしまった。
これは一体なんなのか。
専門家に映像を見てもらうと。
この上に、レールの上に飛行機を乗せて発出する。
カタパルトに間違いないと思いますね。
カタパルトとは、伊402が搭載できる水上攻撃機、晴嵐を発進させるためのレール状の設備だが。
映ったものは、カタパルトの可能性があるという。
今回の簡易カメラで撮れた映像は、このカタパルトだけだった。
なんとか構造物の全体像を捉えたい。
そこで私たちは、アイスランド製のこの高性能な調査機器を使い、エンジニアを呼び寄せて、音波探査に挑んだ。
今、無人調査船艇がガビアが海に下ろされました。
海底へ向かう無人探査機。
海底から高さ20メートルの深さを潜行し、音波を出し、その跳ね返りで海底の構造物を細部まで捉えるという。
潜行から50分後。
調査を終えた探査機が戻ってきた。
データを確認する。
へえー、すごい。
ばっちり写ってる、やったね。
やったね、これ。
構造物の全体像が徐々に見えてくる。
これが潜水艦全体を横から眺めた画像。
潜水艦は大破せずに、海底に鎮座していた。
画面左が艦首、その艦首は折れている。
カタパルトの部分は残っていることが分かる。
中央には格納筒が写る。
ハッチは沈没時と同じくらい開いた状態だ。
その上の白い点は魚の群れ。
さらに後方には、14センチ砲がはっきりと写っていた。
船体と格納筒と、この上にある艦橋という、3階建てのような構造が非常に特徴的なんですが、伊402であることは間違いないと思います。
そして私たちは、水中ロボットカメラを復活させ、再び水中撮影に挑んだ。
水深70メートルに魚の群れが。
水深190メートルで見えてきたのは、簡易カメラでも撮影できた、あのカタパルト。
長いレールに沿って、水中カメラを動かす。
専門家は、このカタパルトのある部分に注目した。
穴が開いているのが見えますよね、こういったものが水抜きみたいな形になっている。
この穴は、浮上したときに水を抜くための穴だという。
さらに、水中カメラが捉えたのは、カタパルトの脇にある太い筒。
これは、水上攻撃機を回収するときに使われるクレーンだという。
クレーンは収納されたままだった。
司令塔がある船体の中央部分には、細長い棒状のものが映っていた。
これは?
形状からしても、対空レーダー短波マストだったんではないかというふうに思いますね。
この短波マストは、主に司令部からの命令を受信するのに使われていたという。
次々と潜水艦らしき姿をカメラが捉えていく。
果たして、これが伊402なのだろうか。
最大の特徴である格納筒はまだ見つかっていない。
再びカタパルトの上を進んでいくと。
何かに突き当たった。
この奥だ、これだこれだ、これ、これ、これ。
あった、あったあった!これだよ。
これは、格納筒のハッチ。
ついにカメラは格納筒を捉えたのだ。
半開きだ。
ちょっとしか開いてないんだね。
格納筒の入り口は、少し開いていた。
中をのぞいてみると、筒状の構造がはっきりと分かる。
さらに艦尾には、無人探査機で撮った画像にも映っていた14センチ砲と見られるものがあった。
伊402と見られる決定的な映像だ。
この映像を、当時の乗組員、来島さんはどう見るのか。
懐かしい。
うーん、本当に懐かしいよ。
いつ死んでもいい気持ちでいるから出られる、それは本当ですよ。
終戦直前に完成した伊402。
実戦に配備されることはなく、殺人兵器とはならなかった。
だがその技術は、別の場所で利用されていた。
およそ70年ぶりにその姿を捉えることができたこの伊402でありますが、尾木直樹さんはどうご覧になられましたか?
この日本の戦前の技術力の高さっていうか、ゼロ戦なんかもそうでしたけれども、当初はね。
すごいんだなと思いました。
飛行機を3つ、4つにぱたぱたっと折り畳んで。
主翼を畳んでね。
あの中に入れて、カタパルトっていうのを使って、ぎゅっと飛び出すなんていうのは、すごい発想ですよね。
この伊400型の潜水艦は、攻撃機を3機搭載できる格納筒を備えていたという点が、潜水艦史上、画期的なことでありました。
終戦後、アメリカはこの技術を自国の潜水艦に応用していきました。
こちらは1950年代に造られたアメリカのグロウラーという潜水艦ですが、飛行機のような大型の弾道ミサイルを、海上から発射することができました。
そのミサイルは、伊400型にヒントを得て、甲板に設置された耐水性の高い格納筒に搭載されていたといわれています。
そしてこちら、アメリカは原子力潜水艦オハイオなど、海上ばかりでなく、このように水中からミサイルを発射できるものへと進化させます。
アメリカの専門家はこのルーツも、伊400型だと語っています。
古市さんは世界各国の戦争遺跡を取材されているようですが、今回のこの発見、どのようにご覧になりましたか?
すごく貴重なことだと思います。
誰も戦争を教えられないという本で、世界の戦争博物館を巡ってきたんですけれども、比べてみて、日本っていうのは本当に戦争の遺跡だとか、戦争の傷跡を、あまり残してこなかった国なんですね。
原爆ドームとかはありますけれども、国内の多くにあまり戦争の傷痕は残っていない。
今、戦後70年ですけれども、どんどん戦争の経験者がこれから亡くなっていってしまいますよね。
そういう中で、新しい形で、あの戦争の記憶ってものを今、残す必要に迫られていると思うんです。
ですからそういう中で、このように、新しい技術を使って、新しい形で、この戦争を残すってことに、すごく意味があると思ったんですね。
だから日本っていう国は、やっぱりなかなか博物館て、ハコモノでしか戦争の傷跡を今、残せていない。
そういう中でこれからもこのように、映像であるとか、新しいテクノロジーを使って、戦争を残していくということが増えてくってことが、一個あるのかなって思いました。
なお、元乗組員だった現在91歳の来島さんは、いざ、いよいよ実戦だというあの艦内で玉音放送を聞いたということですから、もしあれが実戦配備されていたならば、この戦争は一体どうなっていたのか、非常に複雑な思いのするところですが、なお今回、
ここでニュースをお伝えします。
噴火警戒レベルが4に引き上げられ、一部の地域に避難勧告が出されている鹿児島県の桜島で、住民の一時帰宅が行われました。
中継です。
岡本さん。
桜島の火口は、厚い雨雲に覆われていて、今は見えません。
その火口から4キロ離れた避難所では、現在、鹿児島市と気象庁の職員が、避難している住民に桜島の火山活動についての説明会を開いています。
住民たちはきょう午後、一時的に自宅へ戻り、避難生活に必要な身の回りのものを持ち出したり、ペットに餌を与えたりしました。
もううれしかった。
安心しました。
もう、急いで避難したんでしょうが。
もう仏壇も、手も合わせず。
桜島では、これまでに噴火は起きていませんが、引き続き噴石を飛ばす大きな噴火に厳重な警戒が必要です。
終戦前後に北朝鮮で亡くなり、埋葬されている日本人の遺族が、首都ピョンヤン郊外で墓参りを行いました。
日本人遺族ら6人は、日本人2400人以上の遺骨が埋葬されているピョンヤン郊外のリョンサン墓地を訪れました。
入江安子さんは、福島県に疎開中に父親が北朝鮮で亡くなり、戦後70年たって、初めての墓参りとなりました。
やっと来ることができました。
本当に皆さんのおかげだと思います。
家のほうも一応、みんな元気でおるんで、安心して眠ってほしいなと思います。
北朝鮮は、拉致被害者や日本人の遺骨問題について、調査を行うと約束していますが、期限としていた1年を過ぎても、報告は行われていません。
遺族らは、今回の墓参りが遺骨問題の解決に向けたきっかけになればと話していました。
以上、ニュースでした。
2015/08/16(日) 18:00〜18:55
読売テレビ1
真相報道 バンキシャ![字]
バンキシャ!は毎週、注目を集めている事件・出来事について、他にない切り口で検証を加える番組です。今週もスタッフは各地に飛び、ただいま取材中。ご期待ください。
詳細情報
番組内容
真相報道バンキシャ!は福澤朗と夏目三久がお伝えする〈新型〉報道番組。日曜の夜、その1週間の起きた出来事について視聴者の方に「なるほど、そういうことだったのか」と言っていただける番組づくりを目指しています。取り上げるのは、事件・事故・政治・経済からスポーツまで、硬軟とりまぜ幅広く。ニュースの新しい見方をご提供いたします。番組への情報、ご意見は番組HPまでお寄せください。
出演者
【MC】
福澤朗
夏目三久
【ゲスト】
番組ホームページ
http://www.ntv.co.jp/bankisha/
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