NHKのスタジオに160人の若者が集まった。
登場したのは俳優松坂桃李。
今日は松坂さんがナレーターを務める番組「人生デザインU−29」のトークスペシャル。
Eテレで毎週月曜日に放送中の「人生デザインU−29」。
29歳以下の若者の仕事や生き方をドキュメントしてきました。
今日はこれまで番組に登場した9人のU−29が登場。
20代ばかりのスタジオで同世代の生き方について本音でトーク。
えっ?ちょっと…20代の生態が次々と明らかに。
彼らのお金に対する価値観とは?U−29世代の新しいキーワードシェアとは?そして大きな人生の選択をした20代も登場します。
「人生デザインU−29スペシャル〜僕らの世代僕らの仕事〜」。
20代の本音に迫ります。
皆さんどうもこんばんは。
今日は「U−29スペシャル」という事でですね20代世代の思ってる事疑問に思ってる事など本気でトークしていきたいなと…。
よろしくお願いします。
お願いします。
よろしくお願い致します。
すごいですね今日は。
あ〜たくさんの方が…。
松坂さん4月からねナレーターを…この「U−29」の番組のナレーターされてたんですけれども…。
いい意味で皆さん頑固だなと思って…。
今まであった環境を全部なくして新しいところに突っ込んでいくっていう。
ナレーションをしながらも何かこう伝わってくるのが何か結構励みになる。
20代っていうとよくゆとり世代で大人たちから叱られる事多いじゃないですか。
ありますね。
そういう番組も多いんですよね。
でも今日は敵がいないという事ですごく安心して…。
分かりますね〜。
ホームな感じがね…。
ふだん言いづらい大人がいるからこの言葉言うと駄目だなって事も今日は言っていい!何言っても「ゆとり!」って叱られないってうれしいなと…。
大丈夫です。
少なくとも僕は絶対叱らないです。
ありがとうございます。
「人生デザインU−29」では自分の幸せを追求するユニークな生き方を選んだ20代たちがたくさん登場しているんです。
まずはこちらをご覧下さい。
まずは…西村さんが選んだライフスタイル。
それは…4年前大阪での会社勤めを辞めて京都の山あいの町に移住。
狩猟の免許まで取りました。
険しいな〜。
(銃声)野菜も肉も米も自分でとった物を食べる。
ずっと憧れだった自給自足の暮らしを実現しました。
収入は半分以下になりましたが充実した毎日を送っています。
熊本にはなんと月3万円で暮らしている人がいます。
小山さんが目指すのはお金に依存しない暮らし。
お金を得るために働くのは一日僅か1時間半。
今は主に英文の記事の翻訳をしています。
目標額の月3万円稼げればそれ以上は働きません。
すげえ月3万円。
それ以上は働かない。
小山さんは今更に無駄のない極限生活を目指しています。
モバイルハウスと呼ばれる車輪がついた2畳半ほどの家を作り移動しながら生活する。
これが小山さんが描く理想の暮らしです。
小山さんの理想を既に実現しているU−29がいると聞きつけ新たに取材しました。
(取材者)すいませ〜んこんにちは。
2年前からモバイルハウスで暮らす…廃材をもらって作ったため制作費はたった7万円です。
家具も全てもらい物。
広さは僅か4畳。
その住み心地は?お気に入りのCDと本さえあれば幸せ。
一番の自慢はこの天窓。
電気はソーラーパネル一枚で賄えます。
こんなサイズで賄えるんですね。
高橋さんはミュージシャン。
でもライブなど音楽で得る収入は不安定です。
この家を作ったのは好きな音楽を続けながら自立して生きていくためでした。
自分で作れるサイズ感で無理せず暮らしていく。
それが高橋さんの考え方です。
あれっ?ちょっと待って下さいね。
どうした?どうした?おっと扉が直ったと思ったら今度はドアノブが故障?どうした?あ〜はまっちゃった!ちょっと変わったU−29たちのライフスタイル。
皆さんもやってみたいと思いませんか?いや〜小山さんの自給自足生活はちょっと興味が湧いたんですけど24歳の方たちってまあ普通に働いて貯金とかもする訳じゃないですか。
そういう何かお金に対しての不安感みたいなものとかないんですか?ず〜っと月3万円でやっていくっていうつもりももちろんないしそれがずっと同じだっていう訳でもないと思うし…。
もっと稼ぎたいとは思わない?もちろん趣味のためにお金が必要だなってなれば自分はそのためにもうちょっと作業量を増やしますね。
何かね僕の中の勝手なイメージ。
僕はちょっとまた違うかもしれないけど24歳といえばやっぱ友達とお酒飲みに行くとか…。
行きますよ。
あっ行く?じゃこれは?ボウリングに行くとか…。
行きますよ。
行くの!?結構何でもやってますよ。
超楽しいじゃん!憧れるモバイルハウスに住まれてる高橋さんっていう方出てきましたけれどもどうですか?モバイルハウスの生活。
実際に見た訳ではないんで分かんないですけど断熱とかはもしかしたら薄いのかなって思って…。
断熱結構気にしてらっしゃる。
断熱ね。
寒いのはちょっと困るもんね。
クオリティーは確保しときたいなと思ってます。
松坂さんどうですか?モバイルハウス暮らせます?いや〜うんでもあの広さは僕は結構好きです。
何かコンパクトな感じっていうか何でもこう自分の視界に全部収まってる感じっていうのは結構共感持てるっていうか…。
じゃあですよ例えば彼女がいたとして彼女をモバイルハウスに連れていく勇気はあります?う〜ん…。
まあそれが僕の全てですからね。
そうなってくるとね。
女性はどうですか?彼氏がモバイルハウスに住んでいたらどう思います?田中さんとかどうですか?えっ…。
私は自分の部屋が3畳だった事あるんでそれで学生時代過ごしてたんで狭い部屋は好きですけど彼氏とは無理ですね。
(ユージ)あ〜そっか。
VTRにはお金にこだわらないU−29たちが登場しました。
スタジオのU−29世代はどう考えているのか。
ここでお金に関するアンケート!パネルを上げてもらいます。
それでは皆さんお願いしま〜す。
はい。
お〜っ。
わっすごい。
松坂さんどうですか?これ。
いや…ほぼ自己投資。
そうですね。
へえ〜。
会場の8割が自己投資。
物を買うより自分磨きが優先という人が多いんですね。
塾長!
(笑い声)
(ユージ)塾長はやっぱショッピング?もちろん塾のためにショッピングします。
(ユージ)塾のためのショッピング?僕家にほとんどいないので。
塾にいるので塾のものは俺のものみたいな。
俺のものは塾のものみたいなのがあって。
(ユージ)何か聞いた事あるその…。
それで…何だろう?iPad買ったりとかまあタブレットだったりパソコンを買ったりとか。
それでもまあ結果的に自己投資な感じもするけどね。
ユージさんは何買うんですか?俺だから…10万円でしょ?そうだな〜なかった10万円だから俺のために使っちゃうやっぱそこは。
家族のためにふだんは使うんだけど。
洋服とか時計とか車も好きだからな…。
いやでも絶対それ増えてたら「どっから出てきたの?」って奥さん言いますよ。
「あれ?その時計新しくない?」みたいな。
(ユージ)新しくないって言う。
(笑い声)新しいですから。
新しくないから!無理か。
バレるな〜。
それバレますよ。
バレますね。
僕は逆にショッピングほとんどしないんですよ。
あの何だ?新しい服もつい最近買ったんですけど1年半ぶりぐらいに服を買ったぐらい。
(ユージ)え〜!物欲どこいったの?みんな。
欲しくないの?何かそういう。
10万円…なかった10万円ですよ!?物欲の少ないU−29世代。
そんな彼らの間で広まっているのがシェア。
みんなで何かを共有する新しい文化です。
大手IT企業に勤める…彼がシェアしているのは自宅です。
新婚生活2年目にもかかわらず友人たちに家を開放する住み開きという暮らし方をしています。
(チャイム)来ちゃった。
どうぞ。
夜10時を過ぎても当たり前のように人が次々とやって来ます。
中には初対面の人も。
うっそ!「何中?」言うよね。
集まって語り合うのは教育や地域おこしなどの話題。
この日は平和について考える子ども向けのゲームを作っていました。
深夜まで議論が盛り上がるとそのまま泊まっていく人まで。
(ユージ)すごいなこれ。
このシェアビジネスでも新たなキーワードになっています。
今回取材したこちらの会社は旅をシェアしたい人をつなげています。
一般の人から旅の企画を募集しホームページで参加者を募る仕組みを作りました。
タイで象使いになる旅やゲームのキャラクターになりきる旅など一味違った面白い体験を共有したい人たちが集まります。
今年始まったのはある農地の一角を借りて村作り体験をシェアするという企画。
参加者は1年間村民となって独自の村を一から作っていきます。
参加者の中心は20代。
200名以上の応募がありました。
これから一年どんな村を作るのかは参加者のアイデア次第です。
続いては場所をシェアしたい人たちを仲介する仕事。
都内の古民家。
ここで会議を開いていたのはふだんは渋谷にオフィスを構えるIT企業です。
アルゴリズムの話は結構今のところで…。
この企業は3か月に1度会社の方針を決める大事な会議の場として古民家を一日借り切っています。
IT企業と古民家を結び付けたのが…1年前にこのビジネスを始めました。
一見借りられるとは思えないユニークな場所に目をつけ持ち主と交渉します。
オーケーならネットを通じて1時間単位から気軽に貸し借りができます。
なんとクリック一つで列車や野球場まで借りられるんです。
借りられるんですね。
シェアを生かした仕事や暮らしまだまだ広がっていきそうです。
何かこのシェアっていう感覚今だと普通な感じがしてくるじゃないですか。
今っぽいですけど。
何かシェアっていつの間にこんなに広がったんだろうと思って。
そうだよね。
そうすると松本さんなんかはシェアしてる訳じゃないですかおうちを。
5〜6年前ぐらいなのかな?…と思うんですけどそのぐらいの時に僕もいろいろSNS使ってたんですけどそれで多くの人が勝手に…何か発信すると見に来てくれるようになったんですよね。
いつの間にかこう多くの人とつながるのが簡単になったんですよね。
それでシェアっていうのは何か簡単にできるなっていうか。
みんなといろいろなものを共有するのは簡単にできるなという感覚が出てきてそれで家を「じゃみんなが集まる場所にしよう」みたいな感じで。
一人の時間とかってね…どうするんですか?一人の時間…。
何か友達がいる場でも僕一人の時間が過ごせるタイプだと思ってて。
意味分かんないですよね。
ちょっとよく…。
例えば今現在も。
要するに気になんないんですよね。
全く。
(ユージ)自分の世界に入れる?入れるし誰かが何やってようが別に「好きにやっといて」って感じ。
みんなで交流できてそこでいろいろなつながりができてそこから何か彼らが面白い事やってくれたらいいし。
なるほどね。
僕らも何か面白い事できたらいいし。
そんな感覚。
でもさ夫婦じゃないですか。
ねえ?ねえ。
僕も子どもいますけど子どもできます?だから僕子どもをたくさんの大人と一緒に育てたら楽しいなとか思ったんですよ。
あっそれでも子どもからしたら楽しいけど。
でもその…ごめんなさい。
奥さんと一緒に寝てます?え?
(ユージ)奥さんと一緒に寝てますか?横にはいますよ。
でも知らない人もいる訳でしょ?ああ…上にいたりとか。
僕らの寝る部屋だけは別の…。
(ユージ)隔離されてるんだ。
あっオーケーオーケー。
ありがとう。
それだけが聞きたかった。
そこが…いやいや。
シェアしたくない派の人っています?はい。
はい。
お〜っ。
U−29の皆さんシェアしたくないぜ俺私みたいなのあります?自信持って上げちゃって大丈夫ですよ。
(ユージ)いいですよ全然。
全然全然。
櫻庭さんはなぜ?美容師なんで人とず〜っと話してる仕事をしていてどこか一回自分一人で家で自分の時間を作れないとちょっと息詰まっちゃうなとは思っちゃいますね。
すごく分かります。
本当にその自分一人のこの時間というか何かそういうもの…。
オンオフじゃないですけど何かそういう切り替えみたいな環境ごと変わる瞬間っていうのが何か欲しいっていうのはあります。
リセットする瞬間ってやっぱ必要ですよね。
「人生デザインU−29」が描く20代の仕事観。
その特徴の一つが「自分らしさを仕事にしたい」。
3月に放送したのはゲストハウスと呼ばれる宿の経営。
自分らしさを発揮できる仕事として注目を集めています。
同級生3人が集まり自分たちで仕事を作りたいと就職活動をせずこちらの宿を開きました。
開業から3か月世界20か国以上から外国人旅行客が訪れるようになりました。
この宿のこだわりは?地元の若者の力を借り5か月間かけて宿を手作りしたところに3人の自分らしさが表れています。
20代が経営する個性的なゲストハウスが増えていると聞いて奈良を訪ねました。
(ほら貝の音)趣味の仏像や寺について語り合う場として今年の2月にゲストハウスを開業しました。
宿に入るとまず目に入るのは四国八十八か所巡りのご朱印。
至る所に仏像が置かれ希望者には写経ができるサービスも用意されています。
宿泊できる人数は最大9人とちょっと小さめ。
利益を出す事よりもお客さんと自分の趣味を共有する時間を大切にしています。
この日もチェックインしたばかりのお客さんと熱いトークが始まりました。
これですねこれです。
面白いね。
こういう説明くれるんだ。
これ行ってみたいね。
先ほどのゲストハウスから徒歩10分。
商店街の中にある雑居ビル。
ここにも今年1月20代が経営するゲストハウスがオープンしました。
扉を開けると…。
先ほどとは打って変わった空間が広がっています。
樹齢250年のトチの一枚板で出来たテーブルはなんと…ベッドはこだわりの木材をわざわざカナダから輸入。
これで1泊3,500円です。
オーナーはもともと家具の専門商社で働いていた…サラリーマン時代の貯金を全て使い更には銀行に借り入れをしてまで納得のいく空間作りにこだわりました。
自分らしさを仕事にしたい。
20代が経営するゲストハウスには彼らのこだわりが詰まっていました。
ほう〜面白いね〜。
本当に皆さん妥協しないですね。
そうなんですよ。
本当に曲げないですよね。
自分が一度ゲストハウスをやるって決めたのでそれを諦めてしまったら僕ら3人は今後の人生も同じようにいつかやりたい事見つかってでもあの時20代の時に諦めたってなってたらその時も同じように諦めるなと思ったので自分たちがやりたいって決めたのでそれは絶対実現するっていうのはそこが一番強かった気がします。
確かにリスクはあるんだけれども自分たちを信じてやってみるのっていうのは一つやる価値はあるのかななんていうのは何か今皆さんのお話伺ってて…。
最初から自分たちの意見で作れる訳じゃないですか。
そうですね。
ただ上から言われて例えば「コピー100枚とってこい」って言われて自分の意見でも何でもない頼まれた仕事をやるだけとは全然違う。
自分たちで別にコピー100枚でも200枚でも300枚でもいい訳よ。
自分たちで決めていいんだから。
そういう自分たちで作るルールを達成していくのが楽しいって事なのかな?そうですね。
そこが面白いです。
やっぱり一番。
好きな事だとつらくても頑張れますしね。
まあね。
うん。
確かに好きな事を仕事にできたら理想的ですよね。
そこで再びスタジオにアンケート。
今の仕事がもともとやりたかったという人は青。
そうではなかったという人は白のパネルを上げてもらいます。
おっ!これは結構分かれたんじゃないですか?松坂さんどうですかね?これ。
これ…割れましたね。
結果は半々。
好きな事を仕事にするのは簡単ではないようです。
ああなるほど。
そしてなんとも突っ込みたいのが松坂さんの白ですよ。
えっ!もともと就きたい仕事ではなかった。
な…なかったですね。
(ユージ)えっ!当時大学生で大学の中で何かちょっとこう面白い事をやってみたいみたいな…という話題になってオーディションってどういうものなの?みたいな…っていう事になり。
仕事がどうこうじゃなくてオーディションって何なんだと。
受けてみたらどうなるんだろう?みたいな。
…っていうところから始まったんですよ。
でもお芝居も別にやってた訳では…?ないんですよ。
どうするんですか?だって…。
いやもう何て言うんですかねもうやらされるがまま…。
やらされるがまま!流れるがまま。
本当にすごく怒られましたし最初は。
現場で。
…で「うわ〜この仕事って結構怒られるんだな」って思いながらやりつつ…。
でも何かどっかで楽しさを覚えて自分の中でこうしてみたいああしてみたいっていう好奇心がちょっとずつ芽生えてきて今では10年20年のその先もやっていきたい仕事になってきたんですけど。
やってく中でやりがいを見つけてきた。
最初からやりたいっていう事じゃなかったんですよ。
そもそも就く気がなかったという田中さんは…?やろうって気は全くなかったんですけどまあ誘われて…。
ちょっと後悔とかはあったりしたんですか?複雑ですね。
自分ちで生まれた牛が地元のお肉屋さんに引き取られてもうブロックの肉になって並んでたんですけど…。
うわ〜。
なるほどね。
そうか…。
「あっこれがルリコの子か」とか思うとちょっと…。
そっか。
でもそのための仕事だもんね。
そうですね。
このお肉で人がおいしいって言ったりとか幸せって感じてくれるならきついって思う事もあるんですけどいろんな事考えるとよかったのかなとかいろいろ考えますね。
(ユージ)はあ〜すごい。
でも入り口はおじいちゃんのスカウトで全くやるつもりなかった訳じゃないですか。
それが今こうやってできてる訳ですからお仕事って本当分からないですね。
(ユージ)すごいなあ本当仕事…。
さあそれでは秦さんに登場して頂きましょう。
(拍手)周りはみんな20代。
若干アウェーな状況ですけれども。
そうですね。
僕34なので…。
どうしようかなと思ってますね。
これ20代の心にめっちゃ響きません?響きますね。
響くね。
響きますよね。
自分の気持ちを代弁してくれてるような感じがして初めて聴いた時に。
だからこの「U−29」にすごいぴったりだなって最初思ったんです。
(秦)ありがとうございます。
本当に自分が29の頃だったりとか何かその時って何を考えていたのかなとかどういう壁にぶつかっていたのかなっていう事をすごく考えながら作りました。
僕の場合なんかは自分にしかできない事って何なのかなという事をすごく追求していってた時期のような気がして。
でも自分らしさって実際はどういう事なのかなというのをちょっと考えた時に何かこう年齢を重ねていくと例えば好きなものを好きってなかなか言えなかったり何かそういう本当の意味でのらしさみたいなものが何かちょっとなくなっていっちゃってたりもするのかなってふと思ったりもするんですよね。
開き直れる時が多分来るんですよ。
僕自身は音楽を作るって仕事をしてますけど自分の音楽を作んなきゃ自分らしい音楽を作んなきゃという事じゃなくて今はもう何をやっても自分だというふうに思ってるんですよね。
でもそこに行き着くまでは結構まだ長い気がする私なんかも。
どっかまだちょっと若さというプライドもあったりとかでこれは俺じゃないとか。
何か邪魔っていうまでもいかないんだけど。
素直に受け入れられないものってありますよね。
そこはでも多分あがいて闘って結果そこに多分次のステップがあってまたきっとこの先にたくさんいろんなステップが待ってるんだろうなと自分自身も今思ってますね。
U−29の皆さんもこの曲に共感したよっていう思い持ってらっしゃる方たくさんいると思うんですが。
「飼いならせ不安を」という歌詞がすごく何か考え方次第なんだなと思って。
不安も強くなれる材料にできればそれを飼いならす事ができるんだってはっとしました。
不安を飼いならすって事はこっちご主人様になるって事でしょ?不安って飼えるんだね?
(秦)飼いならせっていうその心が多分大事なんじゃないですかね。
不安があって当たり前というかそれは希望の裏返しでもあると思うんですよね。
「愛すべき挫折」ってところがすごい全体的に共感してるんですけど。
私も高校受験大学受験就職っていうのが全部第1志望かなわなくて何かそれでも今は第1志望に行ってたらよかったなって思う事はなくて今の道は今の道なりにやっぱり価値が自分の中でも生まれてきてだから逆によかったんじゃないかな。
ものの見方は1つじゃないしそれこそ選択してく選んでく道っていうのは人それぞれたくさんあるし前にある道だって1つかは分からない。
後ろの道の方がもしかしたらいい道かもしれない。
それっていうのはその時はやっぱり分かんないんですよね。
大きな人生の選択をしたU−29たちも登場しています。
櫻庭太さんは3年前ワークライフバランスを求めて新たな道を選びました。
これで少し毛量調節していきます。
櫻庭さんは外出が難しい人のもとを訪ねて髪を切る訪問美容師として働いています。
実は3年前まで東京・青山にある有名美容室に所属。
流行の最先端で活躍する毎日でした。
しかし土日も夜遅くまで仕事漬け。
次第に働き方への疑問が湧いてきました。
自分や家族のための時間が欲しい。
けれど美容師は続けたい。
悩んだ末日中の時間帯に働ける訪問美容の事業を仲間と一緒に立ち上げました。
今は福祉施設などで朝9時から働き夕方の5時には仕事を終える生活です。
本当ですか?うん。
時間にゆとりのある暮らしを求めて選んだこの仕事。
今ではお年寄りに喜ばれる事が櫻庭さんの新たなやりがいになっています。
どうもねありがとうね。
ありがとうございま〜す。
熱く理想を語るこの男。
彼は東日本大震災をきっかけに新たな人生デザインを描きました。
復興支援団体代表の加藤拓馬さん。
気仙沼市唐桑地区に移住して4年。
地元の漁師と共に復興を目指しています。
東北には縁もゆかりもなかった加藤さん。
もともとは東京で一般の企業に入社する予定でした。
そんな時に起きたのが東日本大震災。
入社目前だった加藤さん。
悩んだ末ボランティアの道を選び唐桑にやって来ました。
震災直後加藤さんは大勢のボランティアと共にがれきの撤去などに当たりました。
しかし3か月後ほとんどのボランティアが自分の生活へと戻っていく中加藤さんは就職をやめ被災地に残る決断をしました。
今年の4月には自ら代表となり復興支援団体を立ち上げました。
一定の利益を上げ経済的に自立する事が目標ですが軌道に乗るまでにはまだ時間がかかりそうです。
今加藤さんが企画しているのは観光客向けの漁業体験ツアー。
参加費の一部は漁師さんの副収入になります。
おっ!おっおお〜!すげえ!タコ〜!すげえ!地元の復興を助ける事業に育てる事ができるか。
加藤さんの力が問われています。
ありがとうございました。
もう総動員で…。
ありがとうございました。
ナレーションをしてても自分だったら「いやなかなかこれはできないな」っていうのが大きかったです。
とはいえねご両親とかお父さんお母さん心配しなかったですか?
(加藤)すごい怒られましたね。
ですよね!最初おやじも僕が何言ってるか多分分かってなくて。
いやでしょう。
「何言ってるんだこいつは」って思いますよね。
理解した瞬間にぶち切られました。
(ユージ)「バカヤロー!」と。
「働け!」って。
「働いてから偉そうな事言え」って言われました。
まあでも実際にその3か月とかそれぐらいの月日で帰ってしまう人とかを見てた訳じゃないですか。
「俺はここに残ろう」「俺は…」何だろう「1人でもやってこう」とかってそう思える瞬間というかきっかけっていうのは何だったんですか?語弊がある言い方かもしれないですけどもかわいそうで困ってて惨めな被災者じゃなくて俺ら以上に生きようとしている魅力的な人っていうふうに映ったんですね。
ここでこの人たちとこれから仕事をしていくっていうのも実は東京以上にここには貴重なものがあるんじゃないかって。
こう…お金とかの問題とかも出てくると思うしそれよりもその気持ちがすごく上回ってるって事なんですかね?そうですね。
まあお金…一つの手段だと思うんですよ。
別にお金が目的じゃないですし人に必要とされる仕事をちゃんとしっかり真摯に向き合って続けていけばお金はあとからついてくるっていうのは一応信じてやるようにはしてます。
そしてスタジオにはもう一人大きな決断をしたU−29のメンバーがいます。
櫻庭さん。
でも何かこう…不安はなかったんですか?そのちゃんと安定した収入が入ってきてお仕事が毎日あってっていうものをなくす訳じゃないですか。
そうですね。
最初は深夜のコンビニでバイトしながら営業とかも電車賃も出せないぐらいだったので歩いて5駅ぐらいは回ったりして。
なので皆さんみたくお金がなくても平気っていう考えはちょっと僕はないタイプなんでやっぱりある程度貯金もあってで僕は5時に帰ってそのあと自分で時間を使えるとか土日をお休みにするっていうのが今大好きな美容師をやりながらできるっていうのが幸せだなと思ってます。
ちょっとうれしかったっすね今の意見は。
いやみんなあまりにも格好よすぎちゃって。
何かお金じゃなくて人に感動届けたいとか。
それもすごい格好いいんだけどやっぱお金も欲しい訳よ。
正直ね。
時間っていうのも価値だしお金も価値だし仕事に対するやりがいっていうのもやっぱ価値なんですよね。
それをどこに自分が重きを置くのか。
何だろうな…どれもいらなくてどれが必要でって事じゃないと思うから。
それぞれの価値基準がはっきりしてるなっていうのは…。
自分自身が20代の時にそこまではっきりしてたかなっていうのは今皆さんのお話聞いてて思いましたね。
確かに価値が明確だと何をしたらいいかって迷いが消えたりするじゃないですか。
だから本当に今の20代って「これが理想だ」と「これが自分のやりたい事なんだ」っていうのは確かに明確なのかなっていうのはお話ししてて感じますね。
最後にスタジオの皆さんに質問です。
ジャン!お〜!いろいろありますね。
「わくわく」「楽しい」。
でも「自分」っていうワードは多いですね。
(ユージ)文字だけ見ると自己中っぽいよね。
そうっすね。
文字だけ見るとね。
(孕石)これ最強だなって思ってて常に自分と向き合って自分のためだっていうのを持っとくとそれがやっていくうちに相手のためになってそれが何だろう…社会のためになっていくっていう。
自分が広がっていく感覚がすごい好きで。
まず自分がハッピーにならないと駄目だもんね。
周りにハッピー与えられないもんね。
そう。
(ユージ)あ〜深いかもしれないこれ。
そしてもう一人坂本さん。
俺は音楽家っていうよりバンドマンなんで仲間が大事だから仲間の幸せが多分自分にとって一番幸せだからまずは目の前にいるメンバーが幸せになってほしいなと思って。
もうずっと苦労させてるんでそろそろ頑張らなきゃなと思ってやっと最近メジャーデビューが決まったんですけど。
おっ!おめでとうございます。
(拍手)すご〜い!
(ユージ)すごいじゃないですか。
だからハッピーになってほしいですね。
松坂さん今夢中になってますけどご自身の…。
いやすごい興味あるなと思って。
ご自身が大切にしてるものは「好奇心」?好奇心。
そうですね何においても僕の場合は好奇心。
「U−29」で取り上げられる皆さんの働きを見たいって思ったのもその好奇心によって「この仕事やりたいです」っていうふうに今回なったので基本的に僕は何かをやるにあたっては全部好奇心だと思うので。
ないと新しい自分にも出会えないし。
僕はね「ゴールの手前で待つ!!」。
待っちゃうの?待つんです。
切らないんですか?テープ。
俺意外といいとこあって。
自分で言う?行かせてあげるって事ですか?一人勝ちしたくないの。
だから自分がもしゴールの手前まで一番最初に行けたらみんなでゴールしたい訳。
周りにいる人はみんながうまくいってほしいの。
自分だけハッピーでもつまんないなと。
一回僕に関わった人は全員ハッピーにしたい。
何かお守りみたいな。
お守りにして下さい僕を。
(笑い声)さあそして秦さん。
はい。
「目の前のことに全力で。
」。
そうですね。
何かその…結果は分からないっていうかその…いいなと思ってやってる事がすごく自分を後々苦しめる事もあるし逆の事ももちろんあるのでそうやって考え方をそぎ落としていくともう今目の前にある事に対して何だろうな…もう全力で本当にぶつかっていくっていう事しか何か選択肢が残されない気がしてるんですよね。
自分に今最大限何ができるのかなっていうのがその瞬間瞬間で考える事が今の自分にとってすごく大切な事ですね。
私も秦さんと一緒ですね。
もう全部説明して頂いたので。
まさにそれです。
(ユージ)同じ?同じ同じ。
「今」。
今を大事にして今誰を大切にしたいとか何があるか分からないです。
本当に何だろう…こうやってナレーションでこう見ていくだけじゃないところも今回は本当に見る事ができて何か改めて…「あっ悔しい!」っていう思い「すげえな」っていう思いと「あっ分かるな」っていう共感とかもあれば何かすごい濃厚な時間で。
皆さんにまた会いたいなと思うのでまたやりましょう。
是非!ありがとうございました今日は。
ありがとうございます。
(拍手)2015/08/16(日) 15:30〜16:20
NHKEテレ1大阪
人生デザイン U−29スペシャル「僕らの世代 僕らの仕事」[字][再]
20代の密着ドキュメント「人生デザインU−29」スペシャル版。番組ナレーター・松坂桃李ほかスタジオに20代160人が集結!U−29世代の生き方を本音で語り合う。
詳細情報
番組内容
29歳以下の若者の密着ドキュメント「人生デザインU−29」のスペシャル版。ふだんは番組のナレーターをつとめる俳優・松坂桃李をはじめ20代の若者160人がスタジオに集結!これまで番組に出演した9人のU−29もスタジオに登場し、20代の価値観や生き方について本音でトーク。さらにゲストとして番組テーマ曲「ROUTES」を制作したミュージシャン・秦 基博が登場。曲に込めた思いと20代へのメッセージを語る。
出演者
【出演】松坂桃李,秦基博,ユージ,ホラン千秋,【語り】あおい洋一郎
ジャンル :
バラエティ – その他
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
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