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 岩手県知事選は20日告示され、現職の達増拓也氏(51)以外に立候補の届け出がなく、無投票で達増氏の3選が決まった。

 知事選の無投票は2013年3月の秋田県知事選以来。岩手県では戦後初めて。達増氏は民主、維新、共産、生活の支援を受け、無所属で立候補。東日本大震災からの復興推進などを公約に掲げた。

 岩手知事選では、元復興相の平野達男参院議員(61)が自民、公明の支援を受けて立候補表明していたが、「国の安全保障が最重要課題に浮上し、県政が論点になりづらい状況が生じてきた」として今月7日に立候補を断念した。