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日大・信夫隆司教授「日中・日韓関係の改善に資する」8月14日 18時54分
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戦後70年にあたっての総理大臣談話について、国際政治が専門で日本大学の信夫隆司教授は「冒頭で『歴史に対して謙虚であらねばならない』と述べたのが印象的だ。『侵略』や『植民地支配』、『お詫び』など村山談話のキーワードをすべて盛り込んだうえで『悔悟』という強い表現で反省を示しており、意識的に韓国や中国との関係をよくしていこうという考えがみられる」と評価しました。
そのうえで、「支持率が低下し、安全保障関連法案の審議も思うように進まないなかで、国際関係まで悪化させることはできないと政治的に判断したのだと思う。苦渋の決断だったかもしれないが、保守的なイメージが強い安倍総理大臣がこの談話を出したことで、かえってインパクトがあり、韓国や中国との関係改善に向け強いアピールになるのではないか」と話しています。
そのうえで、「支持率が低下し、安全保障関連法案の審議も思うように進まないなかで、国際関係まで悪化させることはできないと政治的に判断したのだと思う。苦渋の決断だったかもしれないが、保守的なイメージが強い安倍総理大臣がこの談話を出したことで、かえってインパクトがあり、韓国や中国との関係改善に向け強いアピールになるのではないか」と話しています。