昨今は「爆買い」という言葉で話題となることの多い中国人観光客の話。
もちろん当ホテルにもお泊まりいただき、おいら達の給料には今の所関与しないが、ホテルの稼働率・売上・利益には貢献していただき感謝したいところではある。
しかしだ、差別する気はないし、日本人だって昔はどうのこうのという話もあるかもしれないが、客室清掃をやっている立場としては出来たら泊まって欲しくないと思わざるを得ないのが中国人観光客に対する偽らざる印象である。
先ず「爆買い」は、客室をゴミだらけにする。
こいつは、普通のゴミではなく、空き箱やらなんやらで無駄にかさばるので非常に困る。
そのうえ、お土産品だけでなく滞在中に買う色んなものを部屋中に置き捨てていくので、忘れ物と見分けがつかず、というよりもゴミ箱に入れてくれないと原則的には忘れ物とせざるを得ないので、思いっきり忘れ物処理が増えて困る。
日本で買うものだけでなく、中国から持ち込んだものまでほったらかしにしていくのだけど、それらのものに書かれているのが中国語なので、いったいそれが何なのかわからないものも多い。
それだけではない。
フロントマンが、通路などで大声で会話する中国人観光客に注意している光景というのが最近ではありふれた光景である。
他の外国人観光客や日本人滞在者も非常に迷惑している、とのこと。
他には、室内に給湯用のポットが置いてあるのだけど、ポットでお茶を沸かしたりラーメンを茹でたりするので後始末に困る。
もっとも、それらは中国人観光客に多いというだけであり、中国人観光客にだってマナーのいい人ももちろんいる、というのは触れておく必要がある。
ただ、マナーが悪すぎると思われる宿泊客を分類すれば中国人に偏って多い。
多分マナーのいい中国人観光客に取っても、それらマナーの悪い中国人観光客に迷惑していることだろう。
なお、当ホテルの清掃品質の悪化はそれらマナーの悪い中国人観光客の責任にはあらず、あくまでも我々清掃の責任である。大変ではあるけども。