インターネット動画投稿サイト「FC2」をめぐる事件で、京都府警などは20日までに、わいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、サイト開設者で米国在住の40代会社員の男の逮捕状を取り、出入国時に身柄を押さえられるよう「国際海空港手配」の手続きをした。
京都府警などはこれまでサイトの実質的運営者らを立件してきたが、開設者も刑事責任追及が可能と判断。捜査関係者によると、男が実質的運営者らとやりとりした記録を押収しており、サイトの運営に関わっていたとみて調べている。
逮捕状の容疑は、ネット関連サービス業「ホームページシステム」(大阪市)の社長、足立真被告(40)=公然わいせつ罪などで起訴=らと共謀し、2013年6月、登録会員の男性らが送信したわいせつ動画を利用者が閲覧できるようにした疑い。〔共同〕
FC2、ホームページシステム、インターネット