前原誠司氏(よりによって)がボズワースと面談 |
下記ニュースについて
国家基本問題研究所(国基研)訪米団は、昨日(16日)午前11時から、国務省で、アルビズ次官補代理(ヒル氏の副官の一人)らと面談した。
1階受付で手続き中、日本語が聞こえたのでふと見ると、大使館スタッフに先導された民主党・前原誠司議員が特別通路を通過中だった。櫻井よしこさんの姿を見つけた同議員は、早速駆け寄ってきて挨拶していた。
後で聞くと、同氏はボズワース氏(北朝鮮政策担当特別代表)と面談したという。
前原氏といえば、少なくとも北朝鮮問題に関する限り、“何となくクリスタル”ならぬ“何となくクリス・ヒル”的言動を繰り返してきた軽い男だ。山拓と同次元のスカ議員といえる。
やはりヒルと同発想に立つボズワース氏とはよく話が合ったことだろう。
実はわれわれもボズワース氏と面会希望を出していたのだが、民間ハードライナーのわれわれが蹴られたのはともかく、よりによって前原氏というのは危うい話だ。
夕方懇談した、折から訪米中の某有力政治家も、「前原は、北朝鮮に関しては、どういうわけか、まったくダメなんですよ」と述懐していた。
さっそうとエレベーター・ホールに向かう前原氏の後ろ姿を見ながら、こうして日本外交は誤ったメッセージを発していくのか、との思いを禁じ得なかった。
なお、下記エントリ参照。
前原誠司氏の「なんとなくクリス・ヒル」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/367253/
安保論に戦略的思考がない石破茂、前原誠司氏
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/707727/
時事ニュース
適当なら北との直接協議も=米特別代表、前原氏に説明
4月15日6時32分配信 時事通信
【ワシントン14日時事】訪米中の前原誠司・民主党副代表は14日、国務省で北朝鮮政策担当のボズワース米特別代表らと会談した。前原氏は終了後記者団に対し、ボズワース特別代表が「適当だと考えれば米朝の直接協議に応じる」と説明したことを明らかにした。
ボズワース特別代表は以前から、必要に応じて訪朝する用意があるとの姿勢を示してきた。北朝鮮は、ミサイル発射を非難する国連安保理議長声明の採択に反発、6カ国協議を離脱する姿勢を示しており、米政府の次の出方が注目されている。