クローニン、アーミテージ氏らと面談(活動初日・前半) |
今日(13日)は、まず8時半からホテルのカフェで朝食を取りつつ、パトリック・クローニン国防大学国家戦略研究所長と懇談した。
米政府のみならず、各国政府の要人とも接触ルートをもつ重要人物であるが、立場的にはかなりリベラルだ。
彼が、北朝鮮問題で「ハードランディング」を避ける必要があると論じるとき、北の体制崩壊も「ハードランディング」に含めている。
私などは、相当規模の戦争だけが「ハードランディング」と呼ぶにふさわしく、自滅的な体制崩壊は「ソフトランディング」(軟着陸)の最たるものと考えているので、毎回そこで若干話がかみ合わなくなる。
もっとも、立場の違いを前提にした上で聴くなら、ファーストハンドの情報を色々もっている人物だけに、それなりに有意義だ。
つづいてタクシーでポトマック川を渡り、午前11時から「アーミテージ・インターナショナル」会議室で、リチャード・アーミテージ元国務副長官と面談した。
繰り返し生起する歴史摩擦、すなわち“侵略行為”をネタにした日本バッシングについては、これは結局「東京問題」だとの発言があった。
つまり、中国政府の積極攻勢(対外工作)に対し、日本政府はただ謝罪しては一方的に押されるという歯がゆい外交をつづけており、現在進行形の問題で逆攻勢に出るなど、もう少し「広報感覚」(public relations sense)を持たないとダメだとの趣旨である。言われるまでもなく、その通りだ。
最後に、一つ聞きたいが小沢一郎氏についてどう思うかとの質問があり、何となく促される形で私が4月11日付エントリの内容に触れ、「首相にしてはならない人物だ」と述べると、アーミテージ氏は、「皆さん同意見か」と鋭く他のメンバーの顔を順に凝視しつつ、なにやら納得したようだった。
ロシアをなぜ六者協議に入れたのか理解できない等の発言もあった。
時差ボケで集中力が切れてきたので、今日はこの辺でパソコンを閉じる。
議事堂近くで見かけた白い桜(だと思う)の前で。