こうした健康不安説を打ち消すかのように、ちょっと異常なほど元気な様子も伝わっている。
7月28日午後6時半から官邸そばの洋食店で開かれた中堅・若手議員約30人の勉強会に出席した安倍首相は、2時間半かけて3つのテーブルをすべて回り、揚げ物をバクバク食べながらビールやワインを流し込み、機関銃のようにしゃべり倒したという。長時間の宴席やハイテンションをいぶかる声が出ていたのだが、そうしたら翌々日の30日昼に官邸内で嘔吐し、医師による応急処置を受けたと「週刊ポスト」が書いていた。8月6日に出席した広島での平和記念式典の際も飛行機から宿泊先のホテルに直行。その後、風邪をひいたという報道もある。
里帰りした地元・山口での12日の講演も話題で、安倍首相は「何とか頑張っていけば18年も山口県出身の首相となる」と発言した。