日本映画が今日あるのは、すぐれた先達たちの才能と不断の努力によるものです。「映画の殿堂」は、そういった日本映画の発展に特に大きな功績のあった映画人を顕彰するために映画村の開村とともに創設されました。映画村の映画文化館では、これらの「映画の殿堂」入りした方々の遺影や遺品を顕彰展示しています。
詳細は映画村 映画文化館でじっくりご覧下さい。
牧野省三賞は、日本映画の父といわれる故牧野省三氏の業績を追善し、これを先覚者の意志を継いで広く日本映画の創造と発展に寄与した後進の映画人を表彰する目的で、1958年に創設されました。現在は隔年で開催される京都映画祭において発表されています。
回/年 | 牧野省三賞受賞者 | 特別賞受賞者 |
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第1回(1958年度) | 片岡千恵蔵(俳優) | |
第2回(1959年度) | 玉木潤一郎(製作者) | |
第3回(1960年度) | 月形龍之介(俳優) | |
第4回(1961年度) | 市川右太衛門(俳優) | |
第5回(1962年度) | 鈴木晰也(製作者) | |
第6回(1963年度) | 伊藤大輔(監督) | |
第7回(1964年度) | 内田吐夢(監督) | |
第8回(1965年度) | 勝新太郎(俳優) | |
第9回(1966年度) | 岡田茂(製作者) | |
第10回(1967年度) | 田坂具隆(監督) | |
第11回(1968年度) | 鶴田浩二(俳優) | |
第12回(1969年度) | 市川雷蔵(俳優) | |
第13回(1970年度) | 宮川一夫(撮影監督) | |
第14回(1972年度) | 後藤浩滋(製作者) | |
第15回(1973年度) | マキノ雅弘(監督) | |
第16回(1974年度) | 嵐寛寿郎(俳優) | |
第17回(1975年度) | 八尋不二(脚本家) | |
第18回(1976年度) | 葛井欣士郎(製作者) | |
第19回(1977年度) | 依田義賢(脚本家) | |
第20回(1978年度) | 萬屋錦之介(俳優) | |
第21回(1979年度) | 衣笠貞之助(監督) | |
第22回(1980年度) | 稲垣浩(監督) | |
第23回(1981年度) | 黒澤明(監督) | |
第24回(1982年度) | 山田洋次監督) | |
第25回(1983年度) | 木下恵介(監督) | |
第26回(1984年度) | 市川崑(監督) | |
第27回(1985年度) | 新藤兼人(監督) | |
第28回(1986年度) | 野村芳太郎(監督) | |
第29回(1987年度) | 三船敏郎(俳優) | |
第30回(1988年度) | 深作欣二(監督) | |
第31回(1989年度) | 今村昌平(監督) | |
第32回(1990年度) | 岩下志麻(俳優) | |
第33回(1991年度) | 舛田利雄(監督) | |
第34回(1992年度) | 三田佳子(俳優) | 五社英雄(監督) |
第35回(1993年度) | 佐藤勝(作曲家) | 滝沢一(映画評論家) |
第36回(1994年度) | 西岡善信(映画美術監督) | |
第37回(1995年度) | 松方弘樹(俳優) | |
第38回(1996年度) | 高田宏治脚本家) | 渥美清(俳優) |
第39回(1997年度) | 渡哲也(俳優) | |
第40回(1999年度) | 大島渚(監督) | |
第41回(2001年度) | 山田五十鈴(俳優) | |
第42回(2003年度) | 淡島千景(俳優) | 笠原和夫(脚本家) |
第43回(2006年度) | 中島貞夫(監督) | |
第44回(2008年度) | 中岡源権(照明技師) | |
第45回(2010年度) | 森田富士郎(撮影技師) | |
第46回(2012年度) | 高岩淡(製作者) |
東映俳優養成所は撮影所の中にあります。
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