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“平和学の父” 「本当の積極的平和政策を」
8月19日 20時34分

「積極的平和」を提唱するノルウェーの平和学者が東京で開かれたイベントに出席し「日本は周辺国と協力関係を高めることで、本当の積極的平和政策を打ち出すべきだ」と述べました。
ノルウェーのヨハン・ガルトゥングさんは「平和学の父」と呼ばれ、「積極的平和」を提唱したことで知られています。
ガルトゥングさんは東京で開かれたイベントでジャーナリストの田原総一朗さんと対談を行い、「積極的平和主義に軍事同盟は必要としない。集団的自衛権が行使されれば、日本の安全は不安定になるだろう」と指摘しました。さらにガルトゥングさんは「今後、戦争に参加することになれば、IS=イスラミックステートと対じすることになる。日本は周辺国と協力関係を高め、本当の積極的平和政策を打ち出すことが大切だ」などと述べました。
参加した会社員の男性は、「本当の『積極的平和主義』がよく理解できた。話を聞いて安全保障関連法案についても議論を尽くす必要があると思った」と話しました。

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