【モデルプレス】2015年ブレイク候補として注目を浴びている女優・黒島結菜が、涙したことを明かした。
29日、東京・渋谷のNHKにて行われた「戦後70年 一番電車が走った」(8月10日よる7時30分~ 総合テレビ)の試写会・会見に出席。戦争をテーマにした作品への出演を希望していたという黒島は「10代のこのタイミングで、この役をやらせていただけてありがたいです」と喜びを噛み締め、ラストは「自分の作品を見て、泣くことはこれまでになかったけれど、涙が出ました。この作品に参加できて本当によかったです」と明かした。◆沖縄出身の黒島 戦争への思い入れ
沖縄県出身の黒島は、幼い頃より戦争は身近にあったといい「学校行事で資料館へ行くなど、苦しい事実をずっと目にしてきました」と神妙な面持ち。沖縄の地上戦に関しての知識はあるものの、広島への原爆投下については、出演をきっかけに調べたそうで「被害の違いを感じました。知らない子はいっぱいいると思うので、それを伝える一つの作品になりました」と語った。
同作は広島原爆投下の悲劇と、広島電鉄の復旧を目指す姿を実話をもとに描く。会見には、共演者の阿部寛と清水くるみも登場した。(modelpress編集部)