平均寿命が延びている今日、定年後も知的好奇心を持ち、大学の博士課程に入学したり、独学で博士号の取得を目指している方も少なくありません。
当財団は、そんな50歳以上の方のために、博士号取得を支援する事業を始めました。
この取り組みを通して、来るべき高齢化社会の生涯学習を促進し、よりよい社会づくりに貢献することを目指しています。
本支援プログラムは国籍や性別を問わず、また、研究領域は文系と理系を問いません。
独創的で社会的な意義のある研究を行い、博士論文を執筆中あるいは提出が予定されている50歳以上のすべての方に門戸は開かれています。皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。
助成金を生かし、博士号を取得された方が既に12名、誕生しました。
募集要項
採用予定人数
特に人数は定めません
助成金の支給
- 支給金額は一人あたり50万円
- 支給日は3月、授与式後に支給されます。
- 下記の項目にあてはまる事態が生じた場合、助成の取り消しをします。
- ①申込書に虚偽の内容が記載されていることが判明した場合。
- ②対象者から活動状況の報告がなく、あるいはその内容が不適切と判断される場合。
- ③その他、当財団との信頼関係を著しく損ねる行為があった場合。
応募資格
以下の条件を満たす者
- 50歳以上(性別、国籍、所属を問わない)
- 日本国内に在住している者
- 博士課程(博士後期課程を含む)に在籍するか、論文博士号の取得をめざし、かつ実行性の高い研究計画書を作成した者、もしくは博士論文の一部分をすでに作成した者
- 日本国内の大学で博士号を取得する予定の者
- 日本語で論文を作成する者
- 品行方正、勉強に熱意を持っている者
応募方法
- 提出書類
- ①指定申請書 申請書ダウンロードはこちら(書類送付の際はA4サイズに縮小して提出)
- ②身元証明書(在学証明書、住民票、外国人登録済み証明書など)
- ③研究計画書
- ④学業成績証明書(直近のもの。ただし、博士課程に在籍する者のみ)
- ⑤完成した論文のコピー(部分可。ただし、博士課程に在籍せず、論文博士をめざす者のみ)
- ⑥指導教授の推薦書(博士課程に在籍する者)
- ⑦論文指導をする者(論文提出先の者が望ましい)の推薦書
- 応募締切日
平成27年度募集 平成27年12月15日(火)
(注)博士課程に在籍中の応募者は ①②③④⑥ を、論文博士を執筆中の応募者は ①②③⑤⑦ の提出を御願いします。なお、⑤は任意提出
選考
- 提出書類及び面接により選考を行います。
- 書類選考の上、面接を行う予定ですが、面接の日程など詳細については対象の方のみ、申請書にご記入いただいたメールアドレス、あるいはご記入の住所に送付します。
- 合否の最終通知は本人の住所宛に送付します。
ご不明な点がございましたら、生涯学習開発財団事務局までお問い合わせ下さい。