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天津の爆発 輸入車の被害は数百億円規模か
8月20日 5時24分

中国、天津で起きた大規模な爆発で、現場近くの倉庫に保管されていた輸入車数千台が壊れたり、焼けたりして、海外の自動車メーカーや輸入販売会社などが被った損害は数百億円規模に上るのではないかという懸念が広がっています。
天津で今月12日に起きた大規模な爆発では近くの港も含め、広い範囲に被害が及びました。
このうち、港の倉庫に輸入車を保管していたフランスの自動車メーカー、ルノーの中国の合弁会社は1500台近くが焼けたり壊れたりする被害に遭ったとしています。
また、ドイツのフォルクスワーゲンと韓国のヒョンデ自動車も、倉庫などに保管していた輸入車が被害を受けたことを認めていて、詳細は確認中だとしています。
一方、地元の自動車輸入販売会社「国機自動車」は当時、現場近くの倉庫に日本円で580億円余りに相当する6500台余りの輸入車を保管していたことを発表し、「現場に立ち入ることができず被害の全容は調査中だが、保険金の請求の手続きも始めた」と話しています。
このため、海外の自動車メーカーや輸入販売会社などが天津の爆発で被った損害は、数百億円規模に上るのではないかという懸念が広がっています。

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