ニュース詳細
こうのとり5号機 打ち上げ8月19日 20時56分
国際宇宙ステーションに物資を補給する日本の宇宙輸送船「こうのとり5号機」が、19日午後8時50分、H2Bロケットで、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。
H2Bロケットは、打ち上げの5秒前に、2基のメインエンジンに点火されたあと、午後8時50分、補助ロケット4本に点火されて発射台を離れ、オレンジ色の炎を光らせながら夜空を上昇していきました。ロケットはこのあと補助ロケットや1段目のロケットなどを切り離しながら上昇を続け、打ち上げからおよそ15分後の午後9時6分、高度287キロ付近で「こうのとり」を切り離す予定です。
「こうのとり」は、高度およそ400キロ付近で地球の周りを回っている国際宇宙ステーションに食料や実験装置などの物資を補給する日本の無人の宇宙輸送船です。今回の5号機は、アメリカやロシアの輸送船で相次いで事故が起きていて、「こうのとり」5号機にはことし6月に打ち上げに失敗したアメリカの宇宙輸送船「ドラゴン」で運ぶ予定だった物資も緊急に積み込まれています。
「こうのとり」はこのあと5日かけて宇宙ステーションに近づき、日本時間の今月24日夜、宇宙ステーションに滞在している日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんがロボットアームを操作して機体をキャッチすることになっています。
「こうのとり」は、高度およそ400キロ付近で地球の周りを回っている国際宇宙ステーションに食料や実験装置などの物資を補給する日本の無人の宇宙輸送船です。今回の5号機は、アメリカやロシアの輸送船で相次いで事故が起きていて、「こうのとり」5号機にはことし6月に打ち上げに失敗したアメリカの宇宙輸送船「ドラゴン」で運ぶ予定だった物資も緊急に積み込まれています。
「こうのとり」はこのあと5日かけて宇宙ステーションに近づき、日本時間の今月24日夜、宇宙ステーションに滞在している日本人宇宙飛行士の油井亀美也さんがロボットアームを操作して機体をキャッチすることになっています。