5万ウォン札を140枚偽造し使用、少年らに逮捕状

カラーコピー機で紙幣を偽造、コンビニなどで使用

 京畿道議政府警察署は17日、カラーコピー機を利用して5万ウォン(現在のレートで約5250円)紙幣約140枚を偽造し、コンビニなどで使用したとして、高校3年の男子生徒(18)など少年3人に対する逮捕状を請求した。

 男子生徒らは今月14日から15日にかけ、議政府市内のコンビニを回り、たばこを購入するなど、14回にわたって偽5万ウォン紙幣を使用した疑いが持たれている。

 警察によると、男子生徒らは先月半ばごろに家出し、一緒に過ごしていたが、所持金が足りなくなったため、中古のカラーコピー機を購入し、ソウル市内のモーテルで5万ウォン紙幣を偽造したという。偽造防止用のホログラムの部分には銀色のマニキュアを重ね塗りした。男子生徒らは映画『技術者たち』を見て紙幣の偽造を計画し、ソウル市内の市場や議政府市のコンビニを回って、偽札を45枚ほど使用したと供述した。警察は男子生徒らが作成した未使用の偽札約100枚を押収し、余罪の有無について調べを進めている。

議政府=権祥銀(クォン・サンウン)記者
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