在韓米軍基地で働いていて、事故により下半身が不随になった食堂従業員に対し、韓国政府が賠償を行うよう命じる判決が下った。
ソウル中央地裁民事66部(チョ・ギヨル裁判官)は17日、在韓米軍基地内の食堂で働いていた男性が、韓国政府を相手取って損害賠償を求めた訴訟で、原告の訴えを一部認め、政府に約3億6000万ウォン(約3770万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。
京畿道東豆川市の米軍基地の食堂で1994年から働いていた男性は、2010年7月、支配人の指示を受け補給車両から物品を下ろしていたところ、上から落ちてきた物品に当たり、首と腰にけがを負った。