【ソウル聯合ニュース】韓国金融監督院が17日発表した資料によると、今年上半期(1~6月)における現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長の登記役員報酬は現代自動車からの24億ウォン(約2億5000万円)、現代モービスからの18億ウォンの合計42億ウォンと集計された。
鄭氏には前年同期に現代自から24億ウォン、現代モービスから18億ウォン、現代製鉄から7億4000万ウォンの合計49億4000万ウォンが支払われた。今年の報酬が前年同期比で7億4000万ウォン減少したのは、鄭氏が昨年3月に現代製鉄の登記役員を辞任したため。
韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長には大韓航空から16億5126万ウォン、韓進KALから15億2665万ウォン、韓進から7億1055万ウォンが支払われた。
LGグループの具本茂(ク・ボンム)会長には上半期に34億3000万ウォンの報酬が支払われた。同グループの半期報告書によると、具氏には上半期に給与18億8600万ウォン、賞与15億4800万ウォンが支払われた。
サムスン電子の権五鉉(クォン・オヒョン)代表取締役(副会長)には今年上半期に29億5000万ウォンの報酬が支払われた。サムスン電子によると、権氏には給与10億4200万ウォン、賞与18億8600万ウォン、その他労働所得2200万ウォンの29億5000万ウォンが支払われた。権氏の報酬は前年同期の53億7400万ウォンに比べて45.1%減少した。給与は同じだったが、賞与が減少した。
同じくサムスン電子の尹富根(ユン・ブグン)CE(消費者家電)部門社長には上半期に給与8億6400万ウォン、賞与7億6800万ウォン、その他労働所得1800万ウォンの16億5000万ウォンの報酬が支払われた。尹氏も前年同期の22億5600万ウォンに比べ26.9%減少した。
また、同じくサムスン電子の申宗均(シン・ジョンギュン)IM(IT・モバイル)部門社長には16億4000万ウォンの報酬が支払われた。経営支援室長である李相勲(イ・サンフン)社長には11億2200万ウォンが支払われた。
暁星グループの趙錫来(チョ・ソクレ)会長には上半期13億9200万ウォンの報酬が支払われた。
大宇造船海洋の高載浩(コ・ジェホ)前社長には上半期に退職金を含み21億5400万ウォンの報酬が支払われた。
双竜自動車の李裕一(イ・ユイル)副会長には7億9400万ウォンの報酬が支払われた。