天津の大規模爆発、現場で基準超えのシアン化合物検出・・日本専門家の提言に中国ネット民「この提言は的確」「水を買いだめしておいた方が…」

2015年8月19日 05時40分 (2015年8月19日 08時30分 更新)
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中国天津市当局は18日の記者会見で、今月12日に同市港湾部で起きた爆発事故の現場29カ所で検査を行ったところ、このうち8カ所で基準を超える値の有毒物質「シアン化合物」が検出されたと発表した。汚染が最も深刻な地点では、基準値の28.4倍。8カ所はいずれも爆発の被害が大きい地点だった。中国紙・新京報が18日伝えた。

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この爆発事故によるシアン化合物汚染について、香港の衛星テレビ・鳳凰衛視の東京首席記者を務める李ミャオ(リ・ミャオ)氏が中国版ツイッター・微博にこんな書き込みをし、中国人ネットユーザーたちの注目を集めた。
「日本の毒性学の教授に電話で取材したところ、『現段階で天津の汚染状況は把握していないが、本当にシアン化合物が数百トンも保管されていたとすれば非常に驚くべき数字だ』と話していた。シアン化合物は非常に水に溶けやすく、地下水から川に流れ込むため、教授は、『現地を水源とする水は飲まない方がいい』と言っていた」
李氏のこの書き込みに対する、中国人ネットユーザーたちのコメントを拾ってみた。
「水を買いだめしておいた方がよさそうだな」
「外国人は中国のことに対して、中国政府よりも焦った反応を示す」
「本当に心配なのは、漏れていたとしてそれがちゃんと公表されるかどうかだ」
「国が対策をとってくれると信じている」
「この提言は的確」
「東電の原発事故に匹敵」
「海に入ったら日本に向かうし」
(編集翻訳 恩田有紀

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