「天津爆発で有毒の化学物質が韓国に流入?」不安広がるも、韓国人専門家「影響ない」―中国メディア

配信日時:2015年8月19日(水) 9時48分
  • 画像ID 481627
写真を大きなサイズで!
17日、中国天津市浜海新区の倉庫で12日に起きた爆発事故で、原因となった有毒の化学物質が韓国にも流入するのではないかとの不安が広がる中、韓国の専門家は「影響ない」との見方を示した。写真は爆発事故現場。
2015年8月17日、中国天津市浜海新区の倉庫で12日に起きた爆発事故で、原因となった有毒の化学物質が韓国にも流入するのではないかとの不安が広がる中、韓国の専門家は「影響ない」との見方を示した。中国・国際在線が伝えた。

そのほかの写真

韓国MTNテレビによると、韓国気象庁の職員は「天津周辺の風は12日以降、南西から中国内陸の東北地方の方向へと吹いている。汚染物質が朝鮮半島に吹き込む可能性は低い」とした。

韓国の科学物質安全院の職員も「黄砂やちりは粒子が軽く、風に乗って飛びやすいため、朝鮮半島に影響を及ぼすこともある」とした上で、「今回の爆発で生じた化学物質は粒子が重く、距離もあるため、半島への影響はほとんどない」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)

関連記事:

ソウルの大気汚染悪化は中国の爆発のせい?韓国環境部は関連否定=韓国ネット「中国の顔色をうかがう政府が見える」「東から放射能、西から毒物」

17日、韓国ソウルなど首都圏に超微細粉じん注意報が出され、一部では中国天津港で発生した爆発の影響がささやかれたが、韓国国立環境科学院はこのうわさを否定した。写真は南山公園から見たソウル市内。

<天津爆発>住民に広がる汚染への不安、当局の情報公開に不満高まる―仏メディア

16日、仏メディアは中国天津市で起きた爆発事故について、大量の化学物質による汚染への不安が地域住民の間に広がっており、当局はその対応が急務となっていると伝えた。写真は天津市街で起こったデモ。

<天津爆発>日系企業に多大な損失、一部撤退か―中国紙

17日、天津は重要な港湾都市であり、工業都市であり、2014年の貨物取扱量は浙江省寧波、上海、シンガポールに次ぐ世界4位だった。写真は爆発現場。

天津爆発事故、記者会見に副市長が初めて姿を見せ、欠席理由を弁明=中国ネット「役人の面の皮はこんなにも厚い」「自分の努力をアピールしてる」

17日、中国天津市で12日夜に大規模爆発が起きた問題で、同市の副市長がこの日初めて記者会見場に姿を見せた。写真は爆発事故の現場。

なぜ日本では化学工場の爆発事故で死傷者が少ないのか?―中国メディア

15日、環球時報(電子版)は、中国天津市で12日夜に発生した大規模爆発を受け、「日本にも爆発事故はあるのに、なぜ死傷者が少ないのか」を考察する記事を掲載した。
おすすめ記事
  • 最新
  • 時事
  • 国際
  • 社会
  • スポーツ
  • エンタメ
  • 地域
  • 経済
  • 文化
  • 広場
  • 話題
最新ニュースはこちら

国際トピックス

SNS話題記事

国際アクセスランキング

最新ニュース