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天津の大規模爆発で汚染物質が日本に到達の可能性・・中国ネット民「もう何も隠せないな」「今日の当局の記者会見では…」

FOCUS-ASIA.COM 8月19日(水)15時29分配信

香港の衛星テレビ・鳳凰衛視の東京首席記者を務める李ミャオ(リ・ミャオ)氏が中国版ツイッター・微博で19日、天津市で12日に起きた大規模爆発事故に関する日本の報道内容を紹介し、中国人インターネット・ユーザーたちの注目を集めた。李氏の微博への書き込みはこんな内容だった。

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「日本の一部メディアの報道によると、日本人の専門家らが米航空宇宙局(NASA)の人工衛星画像を解析したところ、爆発で放出された汚染物質がすでに渤海湾に到達しており、朝鮮半島付近まで広がった後、日本海方面に移動していることが分かった。日本に到達する可能性もあるが、大気で薄まるため、健康被害が出るような汚染物質が日本に到達するとは考えにくいという」

この書き込みに寄せられた中国人ネットユーザーたちのコメントを拾ってみた。

「うわ! 衛星画像でこんなに見えちゃうの? もう何も隠せないな」
「影響がこんなに大きいなんて、事故の責任は厳しく追及するべきだ」
「大連辺りの魚やエビは食べても大丈夫なのか?」

「今日の朝の当局の記者会見では『状況はコントロールできている。安全だ!』って言ってたけど」
「関係当局が適切に対応することを望む」

「国内の人々はパニック状態だけど」
「原発の汚染水をこっそり海に流してたんだろ? あれはどこに流れて行ったんだ? なんでそこを公表しない?」
「日本人はどういう考えからあんな発言を?」

「北朝鮮が賠償請求してくるかな?」
「まずは韓国に到達だろ」
「とりあえず、韓国の専門家の反応を待ってみよう」

(編集翻訳 恩田有紀)

最終更新:8月19日(水)15時29分

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