中国:天津爆発現場 大気中から有毒神経ガス検出
毎日新聞 2015年08月19日 11時28分(最終更新 08月19日 11時34分)
煙をあげる爆発現場=天津で2015年8月13日、AP
【北京・工藤哲】中国天津市で起きた大規模な爆発事故で、国営中国中央テレビ(CCTV)電子版は19日、現場付近で大気を測定した際、有毒の神経ガスが検出されていたと伝えた。物質名は特定されていない。現場にはシアン化ナトリウムなど多くの危険物質が存在し、爆発に関連した化学反応でこうしたガスが発生した可能性を専門家は指摘している。