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自民 武藤貴也衆院議員 トラブル報道で“おわび”
8月19日 12時14分

自民 武藤貴也衆院議員 トラブル報道で“おわび”
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自民党の武藤貴也衆議院議員は、19日発売の週刊誌で、知人に未公開株の購入を持ちかけ、集めた出資金の返還を巡ってトラブルになっていると報じられたことについて、「ご迷惑をおかけした皆さまには、心よりおわびを申し上げます」などとするコメントを発表しました。
衆議院滋賀4区選出の自民党の武藤貴也衆議院議員は、19日発売された「週刊文春」で、知人に未公開株の購入を持ちかけ、集めた出資金の返還を巡ってトラブルになっていると報じられました。
これについて、武藤議員は「ご迷惑をおかけした皆さまには心よりおわびを申し上げます。本件につきましては、今後関係者らと相談し、きちんと対応してまいりたい」とするコメントを発表しました。
一方、自民党の谷垣幹事長は、19日朝、公明党の井上幹事長らと会談した際、武藤議員を巡る報道について、「事実関係を確認したうえで報告したい」と述べました。
これに関連して、公明党の漆原中央幹事会会長は記者団に対し、「疑惑を持たれたら、本人が説明し、理解を求めることが先決だ」と述べました。
武藤議員を巡っては、先に、安全保障関連法案を批判している学生らの団体の主張を「利己的考えに基づく」などとみずからのツイッターに書き込み、野党だけでなく与党内からも批判が出ていました。

公明 西田参院幹事長「一刻も早く説明責任を」

公明党の西田参議院幹事長は記者会見で、「武藤議員が国民に心配をかけているのは、今回で2度目だ。報道されたことに関して、本人がおわびしているという報道も流れているが、一刻も早く説明責任を果たさなければならない」と述べました。

民主 枝野幹事長「コメントで済む話でない」

民主党の枝野幹事長は記者会見で、「よほど釈明する材料がないかぎり、議員としていかがなものか。武藤氏はコメントを出して済む話ではなく、記者会見で事情を説明する必要があるし、自民党も党としての見解を示さなければならない」と述べました。

共産 穀田国対委員長「党が責任もって事実関係解明を」

共産党の穀田国会対策委員長は記者会見で、「報道が事実とすると議員としていかがなものかという問題であり、疑惑が持たれた以上、武藤氏の責任で真摯(しんし)に疑惑をはらすことが求められる。自民党が責任をもって事実関係を解明すべきだ」と述べました。

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