(cache) 奈良、古墳時代前期最大級の集落 祭祀用か  - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 奈良、古墳時代前期最大級の集落 祭祀用か 


     竪穴住居などの跡が見つかった奈良県御所市の中西遺跡=19日(共同通信社ヘリから)

     奈良県御所市の中西遺跡(古墳時代前期、4世紀前半)で、竪穴住居26棟や井戸、溝などの跡が見つかり、県立橿原考古学研究所が19日、発表した。

     隣接する秋津遺跡では、祭殿とされる大型建物跡が発見されており、2遺跡は南北約400メートル、東西200メートル以上に及ぶ集落と判明。古墳時代前期で計画的に造られた集落としては最大級といい、研究所は「祭祀的な性格の強い集落で、利用方法が異なる土地を明確に分け、計画的に建物が配置されており、全国でも非常に珍しい」と評価している。

      【共同通信】