トップページ社会ニュース一覧高架下のケーブル火災 JRなど運転見合わせ
ニュース詳細

高架下のケーブル火災 JRなど運転見合わせ
8月18日 23時40分

高架下のケーブル火災 JRなど運転見合わせ
k10010194471_201508182306_201508182307.mp4
18日午後7時半すぎ、東京・立川市にあるJRの高架下のケーブルから火が出て停電し、周辺を通る青梅線などJRと私鉄の5つの路線で運転の見合わせが続いています。
JRによりますと運転再開のめどは立っていないということです。
18日午後7時40分ごろ、東京・立川市のJRの高架下を通っているケーブルから出火しました。JR東日本によりますとこのケーブルは近くの変電所から駅や線路の信号などの設備に電力を送るためのもので、午後10時すぎに火は消し止められましたが、現在も停電が続いていて、信号機が使えない状態だということです。
このため、周辺を通る青梅線が立川と奥多摩の間、五日市線が拝島と武蔵五日市の間、南武線が立川と稲城長沼の間、それに、八高線が八王子と高麗川の間のいずれも上下線で運転を見合わせています。また、JRから電力の供給を受けていた西武鉄道の拝島線も玉川上水と拝島の間の上下線で運転を見合わせています。
この影響でJR青梅線の立川と西立川の間など合わせて3か所で電車が停止し、乗客が駅員の誘導で線路を歩いて近くの駅に向かいました。JRは現在、私鉄やバスへの振り替え輸送を進めています。JRは現在、復旧作業を進めていますが、運転再開のめどは立っていないということで、復旧には時間がかかる見通しです。

乗客は線路歩き移動

JR青梅線の西立川駅近くでは、駅と駅の間に停車した電車の乗客がJRの係員や警察官などに誘導されながら、線路を一列になって西立川駅の方向に向かって歩いて移動していました。
乗客の男性は「電車が止まって停電したが、エアコンはついていたので涼しく、体調を崩すような人はいなかった。ただJRから状況の詳しい説明がなく、2時間も待っていたのでみな疲れていた」と話していました。

関連ニュース

k10010194471000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ