沖縄県八重山地区教科書採択協議会、公民で育鵬社答申

 2016年度から4年間使用する中学校教科書を採択する沖縄県八重山地区教科書採択協議会(石垣市・与那国町)で、社会科公民的分野の教科書について、2011年に続いて育鵬社を答申していたことが、8月17日までにわかった。歴史は前回に引き続いて帝国書院が答申された。

 採択では、公民は全会一致で育鵬社に決まったという。また歴史は8人の委員のうち採択協議会会長を除く7人が投票し、4人が帝国書院・3人が育鵬社を推した。

 答申を受け、石垣市・与那国町の各教育委員会で採択手続きをおこなうことになる。

 八重山地区では4年前の2011年にも、当時の採択協議会会長による乱暴な会議運営で、育鵬社を強引に答申して問題になった。今回はさらに、協議会の内容だけでなく、開催日程や委員の氏名まで非公開にする暴挙をおこなっている。

 育鵬社を支持する勢力は、教育的な観点からは一切通じないから、自らのイデオロギーを押し付けるためには手段を選ばないということを示すような事件である。採択答申過程自体に疑義がある。

(参考)
八重山の中学公民教科書、育鵬社選定 協議会で全会一致(沖縄タイムス 2015/8/18)

 
スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 
スポンサードリンク