看護師との付き合い方も難しい
さきほどは、看護師と医師の関係について書きましたが、
じつは看護師同士の付き合いというのもなかなか難しいものがあります。
看護師の仕事は2交代制だったり、病院によっては3交代制だったりと、
シフト制になっているということは多くの方がご存知だと思います。
多くの看護師は日勤と夜勤、場合によっては準夜勤というシフトを
ローテーションで回していくわけです。
私の勤務する病院の場合、日勤は婦長を含めて10人弱くらい働いています。
病棟には患者さんが50人から多い時は70人くらいいるので、
一人あたり5人から8人くらいを受け持つことになります。
その中で「リーダー」と呼ばれる責任者を必ず一人立てて、
他のスタッフ(メンバー)に役割や指示を伝えたりします。まぁ、司令塔的な立場です。
まぁ、仕事のほとんどは申し送りなんですけどね。
ただ、新人ころはこれが緊張するんですよ。というのも、リーダーになることができるのは
2年目以上の看護師だけですから、新人の私が申し送りで意見を言うといろいろと
突っ込まれるわけです。「Aさん(患者さん)のことだけど、なんでこんな処置したの」とか、
「Bさんはなんでこんな薬飲んでるの」とか、それはもう容赦ないのです。
学生時代の辛かった思い出が蘇ってきます。
涙ぐみながら、看護記録を書いたことも何度か有りました。
また、自分がリーダーという立場になっても、いろいろと大変なことがあります。
特に自分より目上の看護師さんがいる場合には「〜をしてください」と支持を出すのは
言うのはやはり気を使います。ある程度年齢がいっている看護師の場合は、
まるで母親のような目で見てくれるのですが、私より5年上、
10年上くらいの年齢の看護師はなかなか厳しいです。
中にはナースコールが鳴っても「誰か他の人が行ってくれるでしょ」と無視する看護師もいます。
そのような場合はリーダーである私が注意しなければならないのですが、
ここで人間関係が悪くなってもと思って、自分が行ったりしたことも何度かありました。
ほんとうは、ちゃんと注意しなければいけないんですけどね。そのため、時間の余裕がなくなり、
残業なんてこともよくあります。
また、職場が女性ばかりなので、どうしても仲の良い人同士でグループになったりして、
仲間はずれが起きたりします。学生時代と何も変わっていませんね。
もちろん人間同士ですから、性格が合わない看護師もいます。
そのような看護師と2人で勤務することもありますから、
そんな時は「仕事なんだから仕方ない」と言い聞かせて、仕事をするわけですが、
やはり意見のぶつかり合いもありますし、ストレスがたまります。
そのストレスが患者さんに向かないように気をつけなくてはいけません。
そんなわけで女性ばかりの職場は疲れます。以前、男性の看護師がいたことがありましたが、
その時はだいぶ雰囲気が和らぎました。女性は男性の前では自分の本性を
出しにくいもんですからね。また、男性看護師が入ってきてくれないかと思っています。