■いつか書く、Girls forM分析の下書き

キーワード

エロ漫画、G4M、男性の性、受け、攻め、タチ、ネコ

主題

「受け」としての男性の性の可能性をG4Mから探る

受ける男性について

BL

• 男性が受けると言えばBL
• BLは女性向けポルノとしての側面を持つ
• 女性不在(女性という檻から逃れる)
• 男性が受け(男性を性の対象として消費する)

G4M

• 紙面全体の傾向としては女性が画面の中心に来るスタイル
  • この点は普通のエロ漫画とさほどの差はないか
• 一方で男性が単なる竿役にならず、男性が受ける様子に一定の紙面を割いている作品も見られる
• こういった「受け」に回る男性像は、既存の男性向けエロ漫画にはあまり見られなかった(多分)

ケーススタディ

clover全般

• 男女の役割が逆転
• 男性キャラがヒロイン役
• 女性キャラは地味だったり複数だったり
• 女性は快楽を「与える」側(普通のポルノでは快楽を「受ける」側)
• 男性の受け要素強い

大嘘全般

• 看板作家と思われる
• 「脚は性器」という考え方が基本
• 女性の攻め要素が強いが
• 一方で男性の受け描写は弱い(竿のみのコマ多い)
• 受けとしての男性象は残念ながら見出しにくい

その他おねショタ全般

• お姉ちゃん>ショタという支配関係を前提とするので話が早い
• ショタはそもそも男性性をあまり持たない
• 受けに回りやすい
• 普通のヘテロセックスのケースもままある(その場合女性の受け要素が強まる)
• 体格差の問題で画面に占める割合が小さいのがマイナスポイント(女性の割合が高まる)

女装モノ

• 女の子になる事で女性に愛される(=攻めてもらえる)魅力を得る
• 容易に男性性を奪える
• 同時に女性性を与える
• 外見は女の子なので画面的にも苦しくない
• 男性の要素が少なくなってしまうのがマイナスポイント

モンスター、人外モノ

• 女性キャラが人間より強い事が前提
• 人間は被害者

ピリリネギ(Vol.7)

• 肉体的にはソフトなBDSM
• 男女の占める割合がそれぞれ半々ぐらい
• 男性キャラの泣き顔がカワイイ

ばらボら(Vol.9)

• 女を舐めてる金髪イケメン(カワイイ)が「受け」
• 男性キャラが金髪でカワイイ(つまり3段ぶち抜きとかにも耐えられる)
• 男性キャラの泣き顔がカワイイ

その他

• きりがないので割愛

総括

• もっとこういう作品が増えてほしい(願望)
• 「受け」として愛されるためには魅力(説得力)が必要
• 従来の男性性だけでは不十分

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