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タイの爆発 19人死亡 日本人1人含む123人けが
8月18日 4時53分

タイの爆発 19人死亡 日本人1人含む123人けが
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17日夜、タイの首都バンコク中心部の繁華街で起きた爆発では、これまでに19人が死亡したほか日本人男性1人を含む123人がけがをしました。去年の軍事クーデターのあと、タイで多数の死傷者が出る事件が起きたのは初めてで動揺が広がっています。
17日夜、タイの首都バンコクで起きた爆発では中国人を含む19人が死亡したほか、けがをした人はさらに増え、日本人男性1人を含む123人に上っています。
現場近くの病院によりますと、けがをした日本人は、持っていたパスポートから、31歳の安藤紘太さんで、腹部に大けがをして手術を受けているということで、現地の日本大使館が詳しい身元と状況の確認を急いでいます。
爆発は、多くの外国人観光客が訪れるエラワンという寺院の付近で起き、現場近くに居合わせた日本人の男性は、「音を聞いてすぐに爆発だと分かった。振動も少しあったので、危ないと思って逃げました」と話していました。
警察は、爆発は遠隔操作で起爆する爆弾によるものだったと明らかにし、タイの観光や経済にダメージを与える目的で計画された事件とみて背後関係などについて解明を進める方針です。
タイでは去年5月に軍事クーデターが起きるなど政治の混乱が続いていましたが、多数の死傷者が出るこうした事件が起きたのはクーデター後は初めてで動揺が広がっています。
現地の日本大使館はタイに滞在する日本人に対して今後、さらに不測の事態が発生する可能性も排除できないとして外出する際には十分注意するよう呼びかけています。

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