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[北京 17日 ロイター] - 中国審計署は17日、2014年の低中所得者向け公共住宅プログラムで多くの不正を発見したと明らかにした。94億元(14億7000万ドル)の不適切支出などが含まれる。
ウェブサイトに掲載された報告書によると、182の計画や地方政府傘下の融資平台などの監査で明らかになった。
プログラムの資金を、給与支払、事務所経費、銀行融資にあてたり、資産運用商品へ投資する例があったという。
一部の企業が書類の改ざんで4億8500万元の政府補助金や銀行融資を獲得し、寮やオフィスを建設した例も明らかになった。
このほかに、住宅所有者のうち2万0600人は偽の書類で申請し、プログラムの対象基準に該当しなかった。
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