無料アップグレードしたWindows10の パーツ変更、再認証、ライセンスの扱いについて
2015.08.10: ページタイトルの修正、内容の修正
2015.08.11: 注意書きがまだ足りないようなので、2度目の大幅修正。また1か所DSP版とOEM版の表記が間違っていたのを修正
注意書き
このページの内容は正確でない可能性があるため、内容を一旦を取り下げ、大幅改訂しています。当初「電話認証できる」と書き記したのは、誤りだったようです。
またこのページに書いてある内容は、かなり例外的なお話になります。
(Microsoftは、公式には ハードウェアの大幅な変更や、パーツ交換で発生するライセンス再認証は認めていません)
このページを読み、PCパーツの増設を行いライセンス認証が外れて、再認証が通らない場合でも、当サイトは一切責任を持ちません。
このページの内容は各自が判断し、自己責任でパーツ交換をお楽しみ下さい。
本文修正後の概要(2015.08.11)
現時点での情報をまとめなおすと、以下の様になります。
- ライセンス再認証はできないよ!な情報
- Microsoftの公式アナウンスによると、
- 無償アップグレード版Windows10でパーツ構成を大幅に変更するとライセンス認証が外れる。
- 無償アップグレードしたWindows10では、「電話再認証」はできない。
- Microsoftの公式アナウンスによると、
- ライセンス再認証できるよ!な情報
- Microsoftのページにも「サイセンスの切れた無償アップグレード版でもサポートは受け付ける」という情報がある
(ただし再認証するとは言ってない) - 例外的に再認証を受ける事が出来た人もいる
(ただし元OSのライセンスや交換、追加したパーツ、利用方法など、いろいろ条件付き) - 元OSのライセンスやPCに条件は付くものの、「ライセンス上問題の無い製品・または利用方法」であれば、ライセンスの再認証が可能。
- ただし メーカー製PCなど、OEM版Windows7/8.1からの無償アップグレードは、パーツ変更時のライセンス再認証は恐らく不可と思われる。
- Microsoftのページにも「サイセンスの切れた無償アップグレード版でもサポートは受け付ける」という情報がある
- 多少のパーツ交換ならできるよ!な情報
- DSP版やリテール版の場合は、多少のパーツ交換ではライセンス認証が外れない、という報告は多数上がっている。
- カウントは従来通り点数制。
認証が外れる時は外れるので、自己責任。
- 確定と思われる情報
- 無償アップグレードでは、別PCへのライセンスの移設は不可。
いろいろと情報錯綜しています。
恐らくDSP版やリテール版は、OEM版より制限が緩いのだろうと思われますが、正確な情報が分かるのは、1~2ヶ月先になるかもしれません。
Microsoftのライセンスに関するリンク
無償アップグレード版のWindows10では「ライセンス再認証はできない」という情報が書かれたページ
- Windows 10 をライセンス認証できない理由 - Windows ヘルプ
- ハード ドライブやマザーボードの交換など、PC のハードウェアを大幅に変更すると、その PC で Windows がライセンス認証されていない状態になる場合があります。
- アップグレード後の Windows 10 再インストールについて - マイクロソフトコミュニティ
- Windows 10 デバイスのハードウェアの構成を変更した場合 (例えば、マザーボードの交換など)、そのデバイスの Windows の再認証が必要になると考えられます。これは以前のバージョンの Windows (Windows 7 や 8.1 など)と同様の動作です。無償アップグレードでは、このようなハードウェア変更の認証リセットのシナリオは Windows 10 の認証に適用されません。
例外的にライセンス再認証ができる可能性が書かれたページ
補足: 赤字で※印の付いている部分は、リンク先の内容ではなく、当サイト管理人のコメントになります。
- マイクロソフトコミュニティ
無料Windows10はアップグレ-ド対象の元osのライセンス条件に関わらず 移設等は不可で認証されない&無料版はHDD等追加して認証が外れたら電話認証させてもらえない(項目も無い)
- リンク先の要約
- 無料版のWindows10は、ライセンスの移設はできない。
- 無償で Windows 10 にアップグレードした後、HDD追加などでライセンス認証されていない状態になった場合は、電話認証はできない
- 無償アップグレードしたWindows10では、電話認証の項目も出てこない。
- 「別の方法でのライセンス認証サポートが必要」
※「別の方法」が何を示しているのか不明(恐らくオンラインサポート)
条件付きながら、ライセンス再認証ができる、と書かれたページ
元OSがDSP版またはリテール版のWindowsであること、「ライセンス上問題の無い製品・または利用方法」など、様々な条件付き。
補足: 赤字で※印の付いている部分は、リンク先の内容ではなく、当サイト管理人のコメントになります。
- Windows 10無償アップグレードはパーツ変更不可? - BTOパソコン.jp
- リンク先の要約
- アップグレード元が Windows7 DSP版(後期・単体販売品)の場合
- 「ライセンス上問題の無い製品・または利用方法」であれば電話窓口などによるライセンス再認証が可能。
- ※電話窓口という表現で、「電話認証」という表現ではありませんでした (当サイトのミスでした)
- 部品交換後に、ライセンス認証が外れた場合でも、Windows 7 のプロダクトキーを利用して、再度認証を通すことが可能。
- ただし上記の返答は、
「元OSはDSP版 (単品購入)」
「10アップは予約ボタン、ISOどちらか?」
「部品交換はHDD以外の部品か?」「マザーも含めるか?」
など、細かい条件を確認した上での回答。
- 【突撃電話】Windows 10 無償アップグレードの認証【MSサポート窓口】|自作PCの道楽新館
- ※リンク先を読む場合の注意:
ページ中盤から、無償アップグレードではなく、DSP版などでクリーンインストールした場合の話になっていると思われる。 - リンク先の要約
- 電話認証可能
- 問い合わせの内容
パーツてんこ盛りの自作PCが無償アップグレードに失敗する → 最小構成にして無償アップグレードする→パーツを元に戻すと認証できなくなる、というケースではどうすれば良いのか? - 無償アップグレードと明示した
- MSの回答
同一PCと認められる場合は認証OK - 後日、(再び?)電話認証できた。
※これはリンク先ではなく、コメント欄でいただいた情報
- ※リンク先を読む場合の注意:
パーツ交換時のライセンス認証切れについての検証
こちらも 元OSが DSP版またはリテール版のWindowsであることが前提条件。
メーカー製PCやOEM版Windowsでは試さない事。
- PCパーツ交換でWindows 10の認証がどうなるのかマイクロソフトの中の人に聞いてみた - ジサクテック
- リンク先の一部抜粋
- メモリ○ 増設OK
グラボ☓ 交換すると認証が必要になるかもしれない
SSD△ Win8.1や7に戻せばWin10無償アップグレード期間の1年間は交換OKそれ以降は有料 - 期間内に Windows 10 にアップグレードしたという実績があるパソコンであれば、部品交換されたりした場合でもインストール用メディアを使ってインストールをしてもライセンスは問題なく認証される。
まとめ:再認証が可能なケース
「電話再認証」ではなく、事前にサポート窓口などで相談し、「ライセンス上問題の無い製品・または利用方法」であると判断されればライセンス再認証が可能。
- 自作PCなどで、OEM版DSP版やリテール版Windowsを使っている
ライセンス上問題の無い製品・または利用方法を行っている - そのままのPC構成ではWindows10へのアップグレードが失敗するため最小構成でアップグレードした。
これらの特殊なケースの場合は、(電話再認証ではなく)Microsoftのサポート窓口からライセンス認証してもらえる、という表現が正解のようです。
(パーツ交換を行う前に 事前にサポート窓口に相談し、自身のパーツ交換がライセンス再認証の対象になるかどうか、しっかり確認するようにしましょう)
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- パーツ変更、再認証、ライセンスの扱いについてまとめ(自作PC向け)
その他参考リンク
以下、初出時の情報をコメントアウトした形で掲載しています。
気になる方はソースを表示して確認してみて下さい。
コメントアウトここまで。
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