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  • 土星リングの起源解明、神戸大 小衛星同士の衝突で形成か


     土星の輪の外縁部にある「Fリング」(弧状)と、衛星のプロメテウス(弧の内側)とパンドラ(同外側)(NASA提供)

     土星の輪の外縁部にある「Fリング」と、重力作用でそれを支える二つの衛星「プロメテウス」「パンドラ」は、核を持つ小衛星同士が衝突して形成されたとみられることを、神戸大の大槻圭史教授(惑星物理学)らが解明し、18日付英専門誌電子版で発表した。

     天王星も同様のリングと衛星を持っており、大槻教授は「太陽系内外のさまざまな衛星系の起源解明につながる」と話している。

     Fリングは、幅数万キロある「主要リング」の外縁にあり、幅は数百キロと細く、成分は9割以上が氷。二つの衛星はFリングの粒子同士が衝突し、拡散するのを防ぐ役割がある。

      【共同通信】