14日、斜里町ウトロで、クマが海を泳いで市街地に近づき、海岸近くにいた釣り人や観光客らが一時避難するなど騒然としました。
14日正午すぎ、斜里町のウトロ港近くで海を泳ぐクマが目撃されました。撮影したした男性は、「泳いでシーカヤックの発着場まで近づいてきていた、近くて100メートルぐらい 花火弾で追い払っていた。」と当時の様子を放しています。クマは、知床財団の職員らが小型観光船から花火弾などで威嚇すると、およそ1時間ほどで、知床国立公園方面に逃げました。当時、辺りは避難した釣り客や観光客などでごった返し、騒然となったということです。専門家によりますと、今年は特にクマの目撃件数が多いということです。知床財団によりますと、「今年のクマの目撃は(今月までに)、1000件を超えた、例年だと1年間で700件から800件 サファリパークではないので、クマがいても車から降りたり近づかないでほしい」と話しています。