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最終更新:2015年8月17日(月) 12時45分

GDP年率−1.6%、3四半期ぶりマイナス成長

 今年4月から6月までのGDP=国内総生産の速報値は、輸出の大きな落ち込みなどが要因となり、年率で1.6%のマイナスと3四半期ぶりのマイナス成長となりました。

 内閣府が発表した今年4月から6月期のGDPの速報値は、物価の変動を除いた実質で前の期と比べてマイナス0.4%、この成長率が1年間続くと仮定した年率換算ではマイナス1.6%となり、3四半期ぶりのマイナス成長となりました。

 個人消費の低迷に加え、「輸出」が前の期と比べマイナス4.4%となるなど、アメリカやアジア向けの輸出が大きく落ち込んだことが、GDPを押し下げました。

 「中国が適切な政策対応を取ってくれることを期待している」(甘利明 経済再生相)

 特に中国を中心としたアジア向けの輸出が減少したことについて、甘利大臣は「あまり悲観的にならないほうがいい」としながら、対応を注視していくと述べました。(17日10:56)

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