天津の大規模爆発で大気汚染懸念、香港高官「北風が吹かないよう願う」・・中国ネットで反感、「がっかりした」「それでも“家族”か?」

2015年8月17日 16時29分 (2015年8月18日 00時00分 更新)
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中国・天津市の港湾部で12日に起きた大規模爆発による大気汚染への懸念も出る中、香港衛生当局の高官が「北風が吹いて大気が香港に流れ込まないように願う」と発言したことが、中国のインターネット上で物議を醸している。

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中国サイト・観察者網が鳳凰網の報道として16日、伝えたところによると、香港政府食品・衛生局の高永文局長は15日、「非常に不幸な事故であり、香港政府と香港市民が大きな関心を寄せている。事故で漏れ出した有毒物質が香港に影響するかどうかについて、中国本土の担当当局に問い合わせた」と発言。
さらに、「これまでのところ香港の空気に問題は見つかっていない。今後数日間、北風が吹かず、香港に大きな影響が及ばないことを願う」と述べた。
この発言を伝える報道に、中国のネットユーザーたちが反感を込めたコメントを続々と寄せた。一部を拾ってみる。
「それでも“家族”か? 他人事みたいだけど」
「やっぱり香港人だな! 香港で中国本土への敵視が強まっている」
「がっかりした」
「ケダモノ以下」
「常識なし、道徳心なし」
「バカな香港人。とりあえず中国地図を見てみろよ」
「香港人って地理習わないのか?」
「なんでこんな頭のレベルで高官?」
「『別の方向に風が吹けばいい』ってことだろ? 他の地域の人たちは危険、自分たちは大丈夫、と」
「自分たちのことしか考えてないんだな」
「日本の原発事故が起きた時にもここまでのこと言う度胸あったか?」
「良心はないのか? 『一国二制度』の『一国』ってどこだよ?」
「自己中心的すぎて厚顔無恥」
「冷血畜生!」
「言葉が出ない」
(編集翻訳 恩田有紀

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