韓国の街にあふれる太極旗、「愛国マーケティング」と「政府へのゴマすり」＝韓国ネット「おもしろい国だ」「発想が北朝鮮と同じ」

2015年8月11日、韓国・アジア経済は韓国大企業の太極旗（韓国国旗）を使った形式的な愛国マーケティングを批判した。

【そのほかの写真】

記事によると、韓国では光復節（日本からの独立）70周年を迎え、街のあちこちで太極旗を見かける。特にソウル都心の建物には大企業と金融機関が掲げた大型の太極旗が目に付く。しかし、大企業が一斉に太極旗を使ったマーケティングに乗り出したことを不快に感じる人も少なくないようだ。「最近、悪くなった企業イメージを向上させるために太極旗を利用しているのではないか」という指摘や、「形式的な愛国マーケティング」との批判もあるという。

記事は、「問題は太極旗掲揚の裏に政府の存在が見え隠れすること」とし、複数の企業関係者の、「大型の太極旗について政府の非公式要請を受けたと聞いている」という言葉を紹介した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「まったく国民をバカにしている」
「太極旗が汚れる」
「太極旗を掲げたら愛国なのか？」

「私が住んでいる市も、太極旗が無償で配られてる。光復70周年の国旗掲揚の比率を上げるために必死だ」
「大企業のゴマすり国旗掲揚ショーを見ている感じだ」

「愛国心が太極旗掲揚なのか。発想が北朝鮮同じだ」
「近いうちに、太極旗掲揚だけじゃなくて、国歌も放送して太極旗の前で敬礼することになるんじゃないか？」

「日本植民地時代に日本から多くの便宜を受けていた企業が、光復70年が近づくと愛国、太極旗を掲げる？おもしろい国だ」
「太極旗を隠れみのにしているとすると、一番大きな太極旗を掲げた企業が一番の売国奴ということか？」（翻訳・編集/三田）