死んでも捕虜にならないで ビルマ・日赤和歌山従軍看護婦の悲劇 太平洋戦争深発掘
| 出版社名 : | 叢文社 |
| 出版年月 : | 1996年3月 |
| ISBNコード : | 978-4-7947-0239-5
(4-7947-0239-6) |
| 税込価格 : | 1,888円 |
| 頁数・縦 : | 319P 20cm |
| 出荷の目安 : | 絶版につきご注文できません |
商品の内容
[要旨]
男装して軍隊と共に撤退する日赤従軍看護婦たちに襲いかかる飢餓と泥濘と砲火。ペグー山越えで。チョロ村の敵襲で。魔の河シッタンで―。次々と消える若きいのち。一飯を恵むビルマ女性。密かに大河を渡してくれるビルマ老人。人事不省におちいり英軍病院に収容され、そこで見たものは「物量の差にも増して人間の器の差」だった。日本民族をかくも「浅く狭く低いもの」にしたのはなにか。戦後50年。ビルマで生きている元日赤看護婦の風のたよりの真偽は。戦死した中尾婦長以下五名の死地を訪れた奇蹟の生存看護婦の号泣―。
[目次]
ビルマ作戦の全貌―進攻から終戦まで
ビルマ国軍の反乱―南機関とオンサン将軍
シッタン河畔に散華―悲運の第一一八兵站病院
日赤和歌山班以外の配属救護班の活躍
パウンデー第百十八兵站病院―独歩患者のペグー山脈、シッタン河突破の回想
パウンデー第百十八兵站病院海路脱出記―戦傷患者の数奇な転進
凄絶!日赤和歌山第490救護班の最後
和歌山班、中尾婦長を偲びて
英軍病院で悲しく散った、児玉、丸沢看護婦の自決
印度のデオリー日本人収容所の追想―冬来たらば春遠からじ
襲撃ビルマ民兵の涙〔ほか〕
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