JNNドキュメンタリー@にっぽん


女たちの赤紙~日赤和歌山490班の悲劇
制作:TBS

8月23日(日) 5:00-5:30
みどころ
 「JNNドキュメンタリー@にっぽん」はいま、この時代に生きる人たちの姿や社会で起きているさまざまな問題をつぶさに記録するドキュメンタリー番組です。
 全国に28あるJNN系列のテレビ局が制作した中から選りすぐったドキュメンタリー番組を月に一度、放送しています。
 災害や事件、事故、児童虐待に雇用不安と無関心ではいられない出来事は日々、起きています。
 混沌とした時代にJNN各局の制作者が、その地域に根ざした取材活動の中から出会ったテーマに真摯に向き合い、独自の視点で切り取ります。
内容
【放送日時】8月23日(日)5:00~5:30
戦争中、赤紙を受け取り戦地に向かった女性がいたことはほとんど知られていない。彼女たちは「従軍看護婦」として招集され、戦地に赴いた。女性の参政権がない時代、男と肩を並べてお国のために働ける。ナイチンゲールへの憧れと愛国の誇りを胸に、戦地に向かった…はずだった。

そんな中、1944年にビルマ(現ミャンマー)に派遣された和歌山490班。23人の看護婦のうち、実に15人が戦死し「悲劇の和歌山班」といわれた。非戦闘員であるはずの彼女たちに、いったい何がおきたのか?

彼女たちの口から語られる、戦場での悲劇。運命を分けた「レッドクロス」のしるし。知られざる赤十字の物語である。