太平洋戦争中にビルマ(現ミャンマー)に派遣された日本赤十字社和歌山第490救護班の「従軍看護婦」の話を、毎日新聞が伝えています。
和歌山第490救護班は、23人のうち15人が戦死という悲劇的な最期を迎えたそうで、
現在の存命者は3人だけ。
岩本あや子さん(89)の話は、胸を締め付けられます。
話の後半では、英軍に捕まった話も掲載されています。
捕虜ではなく、赤十字病院の看護師として英軍病院で働いたそうですが、
日本側の病院とは設備がまるで違い、点滴等も始めて見たそうです。
日本軍捕虜にも献身的に看護する英軍看護婦を見たとき、
「これが本当の赤十字の博愛主義か」
と衝撃を受けたという話は、非常に印象に残りました。
◆戦場の看護婦:日赤和歌山第490班の記憶/上 ビルマ最前線、薬も包帯もなく /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakaya……1000c.html
◆戦場の看護婦:日赤和歌山第490班の記憶/中 銃口前に赤十字の誇り /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakaya……9000c.html
◆戦場の看護婦:日赤和歌山第490班の記憶/下 一生懸命生きることが供養 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakaya……3000c.html