今回は皆さんも一度は行ったことあるでしょう。
バスツアーからスタート
このツアー静岡県の三嶋大社や沼津御用邸といった歴史遺産を巡りながら昼夜2食のグルメが楽しめるというもの。
でお目当ては…
ツアーのテーマはこだわりの食。
まずやってきたのは海の幸で有名な
早くもツアーの目玉の一つカキ小屋での昼食タイム
お一人さま5粒ずつになってます。
これは名物のガンガン焼き。
カキをブリキ缶で蒸し焼きにする漁師料理だ。
うわ〜ぷりっぷり!カキっていうと冬のイメージがあるでしょ。
でもこれは夏が旬の岩ガキ。
お母さんいい表情!
おいしい?ありがとうございます。
あっという間にカキ殻の山
あっお父さんビール2杯目でしょ。
これぞバスツアーの醍醐味ですよね
食後は三嶋大社へお参りに
夕食はこちらの老舗割烹で。
三島名物のウナギ。
富士山の湧き水に1週間生かすことで余分な脂肪分が落ち臭みも消えておいしくなるのだとか。
どうです!
こんなにおいしいこだわりの旅を企画したのは旅行会社の…
東京・新宿朝7時
とある高層ビルの地下に行ってみると大勢の人々が集まっていた
ここは…
クラブツーリズムは年間420万人が利用する人気の旅行会社だ
リピーターが多いのがここのツアーの特長。
その理由は…
ツアー企画のおもしろさ。
例えばこちらは…
大変そう!
はいどうぞ!ガールズこちらです。
なんだか楽しそうだぞ!
楽しいツアーを作れる秘密はクラブツーリズムの本社にあった。
社内をよく見ると…
パソコンの上に…
このあたりのチームは何のチーム…?
クラブツーリズム最大の特長は行き先別ではなくテーマを立てて旅を企画していること
例えば歴史街道チームの名城めぐりの旅は有名な城はもちろん聞いたことがないような城もツアーに仕立てている。
マニアックな旅がクラブツーリズムの真骨頂だ。
ツアーを作るメンバーも相当マニアック。
歴史チームの若林は城が大好きな城ガール。
お勧めは?
若林一押しの赤木城は三重県熊野市にある秀吉時代の城。
築城の名手藤堂高虎によって築かれたが今は石垣しか残っていない。
しかし朝霧に包まれた姿はまさに天空の城といった趣がある
お遍路さんの白衣をまとったのは…
このチームは巡礼の旅を企画している。
四国のお遍路をはじめ高野山や善光寺など全国のお参りコースを網羅している。
山本はお遍路さんの団体を指導できる資格まで持っている。
これまでに四国を100回以上回ったという
そんなこだわりのスタッフが作る旅のテーマはおよそ30
さまざまな趣味や嗜好に対応できるようテーマが組まれている
入社6年目の桐本が担当しているのは何回か参加してひとつの旅が完結するシリーズ企画だ。
例えば…
山頂を目指すのではなくすそ野一周150キロを時計回りに17回に分けて歩く日帰りバスツアー。
一周するのに2年近くもかかるが年間3万人が参加する人気ツアーだ
富士山すそ野歩きのツアーに参加してみることに。
この日の出発地埼玉の川越駅に桐本の姿が。
テーマ旅を企画した担当が同行する
実はクラブツーリズムは出発地がとても多い
この日はツアーの4回目
須走から樹空の森までの12キロを歩くというもの。
毎回旅の終わりを温泉施設にしているのもこのツアーの特長だ
午前9時30分スタート地点の道の駅に到着
あいにくの雨だがレッツウォーク。
歩き出したものの富士山はおろか周りの景色さえ見えない。
皆さんがっかりしているのかと思いきや…
お客が言っていたのはこの光景。
雨には雨の楽しみがあることを教えてくれた
歩き旅だからお腹が空く。
そこでお昼には毎回地元ならではのグルメが楽しめるよう企画してある
この日は地元駿河湾で獲れた旬のアジ。
それを二度揚げしてポン酢をたっぷりかける
頭からがぶり!骨まで食べられる
満足そうなお父さんのお皿を拝見すると本当だ何も残っていない
腹ごしらえも済ませいざ出発。
午後には晴れ間も出てきた
このツアー以前は12回だったがのんびり歩いて景色も楽しめるよう17回に増やして1回に歩く距離を短くした。
すると年配の人も参加しやすくなりかえって客が増えたという
お疲れさまでした第4回のゴールです。
皆さんお疲れさまでした。
クラブツーリズムの旅の特長がもう一つ。
それが旅を通じた仲間作りだ。
この日は多摩川をゴムボートで下るラフティングの体験ツアー
初ラフティングで嬉しいです。
こちらは1人でやってきた…
やったことのないラフティングに誘ってくれたのはクラブツーリズムの旅で知り合った河津さんご夫妻
さあ仲間を乗せて初のラフティングに出発
ツアーでは顔なじみと再会することも
食べ放題。
大成功!
旅を通じて仲間の輪がどんどん広がっていく
クラブツーリズムには旅をもっと楽しみ仲間を作る仕掛けがある。
それが…
いわゆるカルチャーセンターだがスケッチの旅が好きな人はここで基礎を学んだりとテーマの旅をより深める講座が充実している。
更に一緒に学ぶから仲間も出来る
こちらは社交ダンス。
ダンス好きのために用意されている旅は…
例えばホテルの本格的なダンスホールの仮面舞踏会。
ダンス三昧に温泉グルメもついた1泊2日の旅。
そりゃあ練習に熱も入りますよね
こうした講座が年間およそ150。
テーマを深めれば仲間が出来また旅に行きたくなる
そんな常連客を旅に誘うのがこの…
クラブツーリズムが発行する無料のカタログ雑誌だ
実はクラブツーリズムは店舗を持たない。
いわば旅の通販専門の会社。
この雑誌が顧客獲得の生命線なのだ。
年商1,600億円と旅行会社としては中堅だが業界では独自の地位を築いている。
そんな異色の旅行会社を率いるのがこの男
クラブツーリズムの理念を聞いてみた
今夜は旅で人生を豊かにしてくれる人気旅行会社の秘密に迫る
クラブツーリズムの特長は旅に合わせてテーマがあるということなんですけどもここに一部をちょっと紹介させていただきます。
パンフレットを貼ってみましたが龍さん気になるものありますか?みんな気になりますよ。
そりゃそうですよねそれぞれテーマが違いますからね。
私も幼い頃祖父がパックツアーが大好きでよくおじいちゃんおばあちゃんの間に1人だけ小学生が交じってバスツアーによく行ったんですけどパンフレットだけ見るとこれは小学生の私には向かないよと思っても行ってみないとわからない感動っていうのがあるんだなと思ってそれからしばらくハマって連れていってもらってたんですけど旅のおもしろいところってそういうところですよね。
僕がほんと現代的だなと思うのはこのひとり旅ですね。
この先ほどVTRにあったすそ野を歩くやつですけど17回に分けてってやっぱり歩く距離なんかも大切なんですか?こういう街道歩きも東海道の場合も五十三次を全部歩くっていうことで。
それおもしろそう。
どれくらい時間かかるんですか?ゴールまで行くには。
結局1日20キロくらいしかなかなかありませんので。
何年?長期計画でいいですね。
2年!そりゃあ嬉しいですよねゴールしたとき。
でものぞみで行ったら2時間ちょっとで着いちゃうわけでしょ?でも2年かけて歩くとなんか得るものがあるんですよね。
そうですね。
どうして場所で分けるというよりもこのようにテーマっていうふうに分けて行かれてるんですか?いわゆる社員の方たちはクラブツーリズムの場合みんな添乗業務を体験しなければいけない。
添乗員がそこまで大事だというのはどんな理由なんですか?岡本さんもご経験されてるんですよね?クラブツーリズム前に。
締めくくりをさせていただいたんですけども…。
例えばお昼なんかでも…。
どういうことですか?同じお昼を手配しても…。
このあとは…
旅が大好きという三ツ木さんご夫婦。
よくクラブツーリズムのツアーを利用しているという
するとそこへ…
はい!
(玄関チャイム)すみませんいつも。
宅配便が届いた。
それにしても山のような荷物だけど…
実は全部クラブツーリズムのカタログ『旅の友』。
なんと300部も…。
いったいどうするのか?
と言うと『旅の友』を自転車に積んでお出かけ。
実は三ツ木さんクラブツーリズムのお客でありながら『旅の友』をご近所に配る配達員。
大好きなクラブツーリズムのため毎月3日かけてご近所に旅の魅力を届け続けている
こんにちは『旅の友』です。
いつも待ってるの。
よろしくお願いします。
2人は『旅の友』を通じた旅行仲間
ありがとうございます!また。
またね行きましょうね。
見て行きましょう。
全国およそ7,000人ものクラブツーリズムファンが自ら手を挙げて『旅の友』を配達しているという
どうもご主人いつもありがとうございます。
またいい旅がありますから。
どうもいつも楽しみにしてます。
ありがとうございますこれ見るのが楽しみで。
お客も会社の運営に参加するそれがクラブツーリズムだ
クラブツーリズムの始まりは…
岡本はここで副所長をしていた
当時旅行会社は修学旅行など団体旅行に力を入れていた。
1回の売り上げが大きいからだ。
一方個人で旅行に行くには自分で手配するか旅行会社に出向き希望に合ったツアーを探すしかなかった
そこで渋谷営業所は新聞広告を大々的に打ち出し個人の旅行客を狙った。
今でいう旅の通販を他社に先駆けて始めたのだ。
これが見事に当たった。
それまで旅行会社に出向くのがおっくうで旅をためらっていたシニアのお客から電話が殺到したのだ
次にお客との結びつきを深めるためにカタログ『旅の友』を作りこれを会員に無料配布
こうした独自の取り組みで渋谷営業所は急成長
主婦の…
岡さんの趣味は旅行。
家族と食事を終えると旅支度を始めた。
明日からクラブツーリズムのツアーに行くそうだ
翌朝上野駅にやってきた岡さん
集合場所に着くとなにやら準備を
実は岡さんふだんは客でありながら時として添乗員も務める。
ツアーの看板には確かに岡さんの名前が書かれている
クラブツーリズムではお客のうち希望する人を訓練して添乗員に採用している
右側のクラブツーリズム号でございます。
今回岡さんが添乗するのは奥の細道を訪ねるシリーズの4回目。
1泊2日のバスツアー
栃木県の那須に近い黒羽現在の大田原市に芭蕉は14日も滞在した。
その足跡をたどっていく。
クラブツーリズムがお客を添乗員に採用するのはお客目線に立つためだ
ちょっとした山道にさしかかると…
岡さん気を配る
一行がやってきたのは明王寺というお寺
ここには芭蕉の句碑がある
この寺で岡さんが走り出した
御朱印とは寺を訪れたことを証明するいわばスタンプのようなもの
ツアーの予定にはなかったが御朱印が欲しいとの客の声にすぐ対応。
希望者の分をいただいて急いで合流する
こっちに戻ったかな?
お客だからこそお客の気持がわかる。
クラブツーリズムには岡さんのようなお客添乗員が700人もいる。
もちろん報酬はあるが大好きな旅を通じて人の役に立ちつながりも出来る。
それが喜びだという
翌日一行は無事東京へ
心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
(拍手)どうもありがとうございました。
お気をつけてお帰りください。
この感動が口コミとなり次なるお客を呼んでくれるのだ
ほんと皆さん楽しそう。
ニコニコされて。
岡さんもそれから岡さんが添乗して行かれる人たちも楽しそうなんですけどなんか楽しそうっていうより生き生きとされてる感じがするんですよね。
生き生きしてるっていうのは何て言えばいいのかな…。
人から必要とされるとかそれから自分が他の人の幸福とか喜びのために関与できてるとかいうような他人とか他の人との関連のなかで見せる表情じゃないかと思うんですよ。
何か特別な資格が必要なんですか?さっき話を伺ったらプロのクラブツーリズムの社員の添乗員より評判がいいときが…。
もともと旅が好きだから。
本当に好きですから。
下見に行っちゃうんですね。
そうしたらかないませんね社員の方は。
すごいモチベーションですね。
近畿日本ツーリストの渋谷営業所がクラブツーリズムの母体になったわけですけども日本人の旅っていいますか旅への欲求とか日本人の旅の傾向とかってずいぶん変化があったと思うんですけど最も大きな変化ってどういうものですかね?ひょっとしたら旅行業に限らず大きな日本社会とか日本経済の流れだったのかもしれないですね。
そうですね。
年間で参加者のあれで見ますとなるんですけども。
ですからこれはある意味では…。
それを扱っているということによって…。
クラブツーリズム宣言というのが…。
はいこちらですね。
クラブツーリズムの理念を示したものがこの宣言になりますけども。
最初の部分になります。
その旅の意義とか楽しさをひとつの文章で言い表しているような感じがするんですけど。
昔僕も岡本さんも小さい頃は地方でも都市部でも世間っていうのが機能してて面倒見のいいおばちゃんがいたりして。
ありましたよね?精神的にも居場所があるみたいな…。
そういったものがどんどん少子高齢化も含めいろんな理由で世間っていうものが消滅しているときに仲間によるコミュニティー創出っていうことに旅がかかわれるんではないかと。
言い方からするといろいろ…。
もう歳だから旅に行きたくても行けない。
なんて思っちゃあいけません
やってきたのは車いすの人とその家族たち。
クラブツーリズムでは高齢化やバリアフリー社会を見据えて車いすや杖が必要な人たちのために専用のツアーもつくっている
この日は東京お台場のホテルのランチと人気のろう人形館を見学するプチ旅行
ホテルとろう人形館の間は平らなデッキでつながっているため車いすでも移動しやすいと企画されたツアーだ
何回目の参加ですか?初めて。
こちらは初めて参加した佐々木さん親子
ご家族の方ですか?娘です長女。
今回このツアーを選んだ理由は何かあるんですか?
こちらは常連の…
車いすでもOKのツアーはまだまだ少ない。
でも旅には行きたいし仲間もほしい。
そんな人たちに応えるツアーだ
チーズ。
羽生選手たちとの記念写真に大喜び
はいチーズ。
一行の中にバンダナのお客が。
この人たちはトラベルサポーター。
クラブツーリズムのこうした旅には必ずヘルパーの資格を持つお客が同行する。
しかも報酬をもらうのではなくツアー料金まで払って。
いったいなぜ?
旅に出るからこそこの笑顔
このあとは人生最後の旅を考える異色のツアーに密着
(子ども達の歓声)
(歓声)
クラブツーリズムの旅に新たなテーマが加わった。
一行が到着したのはなんと霊園。
これは最近話題の終活。
人生の終わりがテーマのバスツアー。
終活コンサルタントと一緒に都内近郊の霊園を巡る。
この霊園では墓石を建てない樹木葬の説明を受ける
永代供養ですねそれとプレートの彫刻の料金これ全部含めて71万5,000円です。
今プレートがないところはまだ空いてるってことなんですか?
こちらのご夫婦は新たにお墓が建てられない事情があるという
ツアーの締めくくりはクルージング…。
ではなく遺灰を大自然に帰す海洋散骨の模擬体験
故人さまとの思い出は数つきないことと思いますが本日海へのお別れとなります。
花を海に手向けて最後のお別れ
この終活ツアー始めてまだ1年だがすでに1,000人以上が参加しているという
旅が大好きなシニアたち
人生最後の旅も真剣に前向きに考えている
終活がテーマのツアーを追ってみましたが終活というとなかなか暗くて寂しいイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますけど皆さん参加されている方は前向きに参加されてるんですね。
時代の変化感じますね。
こういったツアーが人気になってるっていうのは。
僕が思うにですね言ってみると成長した成熟した旅文化っていうのが日本に本当に今根づいてきているような感じがするんですね。
これからはどうなっていくような予感がありますか?
1,000人もの女性による幻想的な灯籠まつり。
ここは熊本県山鹿市。
この町でクラブツーリズムが新たな旅づくりに挑む
毎年8月に行われる…
1,000人もの女性が和紙でできた灯籠を頭にのせて踊る幻想的であでやかな祭り。
20万人の観光客が訪れるという
熊本県北部の山鹿市。
熊本と小倉を結ぶ豊前街道の宿場町。
歴史を感じさせる商家も数多く残っている
しかし祭りがないときは観光客もまばら
そこに岡本がやってきた。
この町でクラブツーリズムならではの新たな旅がつくれないか探りにきたのだ
岡本が目をつけたのが八千代座。
明治時代に建てられた芝居小屋だ。
昭和40年代には雨漏りがするほど朽ち果てていたが地元の寄付などによって復活したという
その土地の歴史や文化に光を当ててツアー客に来てもらう。
そうすることが地方の活性化にもつながっていくと岡本は考えている
現地の方といろんな議論を進めるうえで…。
収録を終えて村上龍はこんなことを考えた
2015/08/13(木) 21:54〜22:54
テレビ大阪1
カンブリア宮殿【“テーマ旅”にリピーター続出!異色の旅行会社の舞台裏】[字]
“どこに行くか”ではなく、“何をするか”を軸に旅を企画するクラブツーリズム。さらに、客を添乗員に起用するなど異例づくめだ。その異色の“旅作りの極意”に迫る!
詳細情報
番組内容
富士山の裾野1周153キロを17回に分けて歩くツアーやホテルで社交ダンスを踊るツアーなどユニークな旅で人気を集める旅行会社がクラブツーリズムだ。「ひとり旅」「歴史」「花」など目的地でなくテーマごとに旅を企画することが特長。さらにユニークなのは、客が旅作りに参加すること。客が添乗員になり、旅のカタログは客が毎月配布している。大手旅行会社の営業所から生まれた異色の会社の「旅作りの極意」に迫る。
出演者
【ゲスト】
クラブツーリズム 会長 岡本邦夫
【メインインタビュアー】
村上龍
【サブインタビュアー】
小池栄子
関連情報
【ホームページ】
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
【公式Facebook】
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